外国人が活躍する企業② 浅井農園

外国人が活躍する企業② 浅井農園

2018/10/17 Wednesday お知らせ, キャリア

三重県内でも正社員として働く外国人は増えてきています。外国人社員はどんな企業で働いているのでしょうか。外国人社員が活躍できるように、企業はどんな工夫をしているのでしょうか。

今回は、三重県内の大学に通う留学生、ゴカシン(Wu KeXin)さんとグェン・ティ・スアン・ダオ(Nguyen Thi Xuan Dao)さんが、アシスタントの有吉晴久(アリヨシハルヒサ)さんとともに、津市にある株式会社浅井農園を取材しました。

浅井農園は常に市場や顧客のニーズに応えるため、世界一おいしく、生産性の高いトマト作りに挑戦しています。年間1,000トンを超えるミニトマトを生産し、収益性の高い農業モデルを確立しました。

「インタビュー 生産開発部 部長 野村芳行 (Nomura Yoshiyuki) さん」

Q: 浅井農園の特徴は何ですか?

A: 浅井農園はミニトマトをメインに栽培していますが、日本でも結構珍しい栽培方法を取っています。もともとオランダにある技術、例えばハウスの中の環境を制御する機械などを持ってきて、オランダからのコンサルタントを迎え入れて、最先端の技術を勉強して進めています。

そういった意味では、なかなか日本にはできない農業を見ることができるかと思います。

浅井農園は海外の技術を取り入れる一方で、海外での販売や、海外への技術展開を進めたりしています。海外とのやり取りが増える中、世界中から若い人材が集まっているそうです。

「インタビュー 部長 野村芳行さん

Q: 外国人従業員の採用は増やしていきますか。

A: うちの特徴としては海外とのやり取りも多いです。そういった意味では、英語を話せる方もいてほしいと思います。10月ぐらいにスウェーデンから一人入社する予定になっています。そのほかの海外の方も興味があれば来てもらいたいと思っています。

Q: 外国人従業員には何か配慮をしていますか。

A: 特別大切ということはなく、同じメンバーですから、日本人も海外の人も関係なく接しています。ただ、日本語が難しかったりする場合があるので、恥ずかしがらずに言いたいことはどんどん言って、そして、コミュニケーションを取って行きましょうと(しています)。

一方で、外国人の社員は、どんな思いで働いているのでしょうか。中国出身とベルギー出身のおふたりに聞いてみました。

「インタビュー 研究開発部 吳 婷婷(Wu Tingting)さん」

Q:入社のきっかけは?

A: 私は三重大学の博士課程で今の代表取締役の浅井雄一郎と出会いました。現代の農業に科学理論を投入して、先進的な農業をやりたいという意識があって、それを浅井農園で実現できるのではないかと思(いました)。

Q:浅井農園で働いて良かったことは何ですか。

A: 働きやすい環境があります。皆ラフに(気軽に)接してくれてとてもうれしいです。また、自分の知識も活かしてグローバルに活躍できるような職場ですので(入社して)非常に良かったと思います。

Q: 他の従業員との関係はいかがですか。

A: 本当に外国人とか日本人とか差別なく、皆さんとも話しやすく、興味や普段の趣味など共通するところは多くあって、お友達のような関係、兄弟のような関係があります。

「インタビュー 生産開発部 レドゥアン・ハイダー(Redouane Haider)さん」

Q: 浅井農園で働いて良かったことは何ですか。

A: 皆のやる気が高いので、モティベーションも高いです。私も一緒に頑張れるところです。

Q: 他の従業員との関係はいかがですか

A: コミュニケーションを大事にしています。たくさんしゃべっていい関係を作りたいです。

浅井農園は、最先端の技術を取り入れたり、ダイバーシティ経営に取り組んだりと、農業のイメージを大きく変える会社です。社員は単なる農作業者ではなく、全員が研究テーマに取り組んでいるといいます。そうした、個々の従業員のモティベーションや、若く元気な従業員同士のコミュニケーションも、浅井農園の発展を支えていると感じました。

株式会社浅井農園
設立:1975年1月(創業1907年)
本社所在地:三重県津市高野尾町4951
URL: www.asainursery.com

最後に、野村さんが日本で働く外国人住民に応援メッセージをくださいました。

「インタビュー 部長 野村さん

A: 日本の企業で働くとなるといろいろと構えてしまうところもあると思いますが、皆さんがラフに話ができるような企業はたくさんあります。そういった意味では、あまり構えずに日本の企業のドアを叩いてはどうかなという風に思っています。

外国人リポーターのゴカシンさんとグェン・ティ・スアン・ダオさんが書いた記事はこちらに掲載されています。12月には報告会も予定されています。

外国人リポーターによる取材記事
www.mief.or.jp/jp/gaikokujinkatsuyaku.html
(株式会社浅井農園)(日本語・中国語・ベトナム語)

企業訪問報告会
日時:2018年12月8日(土)13:30~15:15
場所:アスト津3階(津市羽所町700)

このビデオは一般財団法人自治体国際化協会の助成金により制作しました。

インスタグラム #visitmieキャンペーン ~三重県の魅力を投稿して賞品をゲットしよう~

2018/10/17 Wednesday お知らせ, キャリア

インスタグラム #visitmieキャンペーン ~三重県の魅力を投稿して賞品をゲットしよう~

「MIE, Once in Your Lifetime」(一生に一度は訪れたい三重県)というテーマのもと、一生の思い出に残るようなインスタグラムでの写真や動画での投稿を募集します。

キャンペーンでは、様々な豪華賞品を用意しています。皆さんも県内の写真や動画を投稿して、素敵な賞品をゲットしてください。

※詳細は以下のURLからキャンペーンのページをご覧ください:
https://visitmie.jp/ja/(日本語版)
https://visitmie.jp/en/(英語版)

※Instagramアカウント:

英語:@visitmie

タイ語:@visitmie_th

中国語(繁体字):@visitmie_tw

応募方法

  1. 三重県公式Instagramアカウント「@visitmie」をフォローしてください。
  2. 「一生に一度は訪れたい三重県」の魅力が伝わる写真や動画を投稿してください。
    もちろん、過去に撮影した写真を投稿いただいてもOKです!
  3. 応募者ご自身のInstagramアカウントでハッシュタグ「#visitmie」を付けて投稿!

ポスターはこちら→(日本語版英語版

チラシはこちら→(日本語版英語版

表彰・賞品について

最も優秀な投稿を「三重県知事賞」として表彰する他、さまざまな賞があります。県内外の合計21社から協賛いただいた、総額100万円以上の賞品が50名様以上に当たります。また、三重県公式インスタグラムアカウントの投稿に「いいね!」をしていただいた方にも、三重県の名産品が当たるチャンスがあります。

実施期間

第1回 2018年9月26日(水)から2018年12月3日(月)まで

第2回 2018年12月4日(火)から2019年3月3日(日)まで

結果発表

結果は下記の期間に当キャンペーンのWEBサイトで発表いたします。

第1回:2018年12月下旬

第2回:2019年3月下旬

問い合わせ先

メール:info@visitmie.jp (運営事務局)

※頂いたお問い合わせにつきましては、キャンペーン期間中の平日10:00~17:00に拝見し、順次対応させていただきます。

※内容によって返信が遅れる場合がございます。あらかじめご了承ください。