外国人住民防災セミナー

防災講座 志摩市の災害と防災及び避難所生活体験

2017/07/20 Thursday 防災情報

日本は地震、津波、台風などの災害の発生率が高い国です。そういった災害が起こる前に、適切な情報を手に入れ、災害発生時に備えておくことがとても重要です。

三重県志摩市で外国人住民を対象にした防災セミナーが開催されました。参加者は防災に関する重要な情報、非常食についての知識や非常用トイレの作り方など、様々な情報を得ることができました。

このセミナーで取り上げられた重要な点は、避難所についてでした。

皆様は避難所の意味やいつ利用すべきかご存知ですか。

矢吹 匡 – 気象予報士・防災士・防災技術指導員

災害が起こって、自分の家が壊れたり、家が壊れていなくても、食料や水がないため自分の家に住めなくなった人たちのために一時的に開設される施設が避難所です。避難所に行けば、水、食料、毛布などが支給されますし、宿泊もできます。

各市町村では避難所に指定されている場所があります。各市町村役場や自治会が避難所についての情報を提供しており、家から一番近い避難所がどこであるかを、災害が起こる前に知っておく必要があります。

矢吹匡 – 気象予報士・防災士・防災技術指導員

志摩市では、ハザードマップを作成しておりまして、市役所に来ていただきますとお渡しすることができます。お忙しい方や来られない方はホームページで見ていただけますし、そこからダウンロードもできます。

しかし、もし家から遠いところにいれば、どのような方法で避難所を調べることができますか。

矢吹匡 – 気象予報士・防災士・防災技術指導員

電信柱や見えやすいところに「避難所はこちら」という看板・掲示板が出ておりますので、それを探して指示通りに行くか、その土地の人の動きを見て、避難されている人がおられれば、そのあとをついていく。あるいは「避難所はどこですか」と聞いていただくと知ることができると思います。

避難所に行けば、何でも支給されるというわけではありません。必要なものは自分たちで、事前に準備しておく必要があります。もし避難所へ行くことになれば、非常用物資を持っていきましょう。避難所に持って行く非常用物資について教えてください。

矢吹匡 – 気象予報士・防災士・防災技術指導員

(避難所では)なにもかも(支給される)というわけではなくて、まずは衣食住の観点から、三日間ぐらいをめどに、自分で暮らせる分の食料、衣類、毛布などを持ってきていただければと思います。それから自分の病気の薬や眼鏡、幼いお子さんでしたらミルクや紙おむつなど、特別なものはすぐには用意できない場合がありますのでご自分で用意していただきたいと思います。さらに情報を集めるためのラジオ、懐中電灯のようなものが必要になってくると思います。

避難所では、同じ場所に見知らぬ多数の人と暮らすことになる可能性が高いです。その場合はお互いに協力し合うことが大切です。避難所のルールを守らなければなりませんし、外国人も通訳などでほかの住民の手助けになることもできます。避難所では食料などが用意されていますが、大災害が起きた場合、物資の提供が遅れる可能性があります。

矢吹匡 – 気象予報士・防災士・防災技術指導員

日本人も含め、災害が起こってしばらくの間は、非常に混乱していると思います。その間は、十分な食料や、プライバシーに関して、手当てができない場合もありますので、ご了承いただきたいと思います。避難所の運営につきましては、避難した方が自主的に行うことが原則ですので、それにも積極的に協力をお願いいたします。また、その運営に当たっては、決められたルールを守っていただきたいと思います。それから、避難された外国人の方には、他の外国の方の通訳や国の習慣など、いろいろ教えていただきたいこともありますので、そういうことはこちらからお願いします。よろしくご協力をお願いいたします。

避難所は情報や食料などの物資を手に入れるための場所だけではなく、家族を守るところでもあります。

矢吹匡 – 気象予報士・防災士・防災技術指導員

避難所は、災害が起こったときに自分の家に住めなくなった場合に、一時的に生活する場所ですし、もし家族が離れ離れになったときに待ち合わせをする場所としても大切です。また、食料と生活する物資と情報を入手する場という意味でも重要ですので、ぜひその位置と、家あるいは職場からの経路を確認していただいて、いざというときに備えていただきたいと思います。

災害が起こる前に、どこに避難するか、どのように連絡を取り合うか、どういったものが必要であるか等、家族で一緒に防災対策について相談しておくことが大切です。各市町村役場や自治会が防災に関していろいろな情報を提供しています。災害に備えるために、できる限り、防災セミナーや訓練にご参加ください。

矢吹匡 – 気象予報士・防災士・防災技術指導員

災害が起こってからだと、対応できないことがたくさんありますので、事前に準備をして、できるだけ被害を少なくするようにしていただければと思います。日本は災害が多い国ですので、必要な準備と訓練を行って、できるだけその被害を少なくして、自分とご家族を守っていただくようにお願いしたいと思います。

避難の情報について、以下のリンクをぜひご覧ください。このビデオで学んだことをご家族と一緒にご相談してください。

ハザードマップ – http://www.pref.mie.lg.jp/D1BOUSAI/75148007862.htm

防災みえ – http://www.bosaimie.jp/

[防災講座] 南海トラフ地震について – http://mieinfo.com/ja/video-jp/bousai/bousai-kouza-nankai-torafu/index.html

外国人のための避難所訓練 – http://mieinfo.com/ja/video-jp/bousai/gaikoku-jin-notame-no-hinansho-kunren/index.html

(2017) みえの花火大会

2017/07/20 Thursday 防災情報

(2017) みえの花火大会

みえの花火大会

夏の風物詩と言えば、花火です。7~8月は三重県内各地で花火大会が行われます。地域でさまざまな特色のある花火を楽しんでみませんか。

ここでは一部地域の花火大会の情報を開催日程順に紹介します。詳しくは、三重県観光連盟のホームページ(https://www.kankomie.or.jp/season/detail_56.html)をご覧ください。

 

日時:2017年7月15日(土)  19:20~21:00

第65回伊勢神宮奉納全国花火大会

場所:宮川河畔(度会橋上流) (ダイ65カイイセジングウホウノウゼンコクハナビタイカイ)

詳細はこちら→https://www.kankomie.or.jp/event/detail_5091.html

日本三大競技花火大会の一つです。全国各地から選抜された花火師たちが伊勢神宮に花火を奉納するもので、日頃の成果を神都伊勢の夜空に打ち上げる「競技花火大会」です。

※大雨・強風・増水等で実施できない場合は、9月9日(土)に延期。9日(土)も荒天等の場合は、翌10日(日)に延期します。開催状況の新しい情報には、公式ウェブサイトからご確認ください。http://www.city.ise.mie.jp/hanabi/

 

日時:2017年7月29日(土) 19:45~21:00

第66回 津花火大会2017 (ダイ66カイツハナビタイカイ2017)

場所:津市阿漕浦海岸一帯

詳細はこちら→https://www.kankomie.or.jp/event/detail_5011.html

観覧席ぎりぎりの台船から打ち上げられるスターマインは大迫力!白砂の浜辺に腰をおろし潮の香りの中で見る花火大会は、津市の夏の風物詩として市民はもとより広く近郊の人々にも親しまれています。

※問合せ:059-229-3234(津花火大会実行委員会事務局)

 

日時:2017年7月29日 (土)  19:30~21:00

桑名水郷花火大会(クワナスイゴウハナビタイカイ)

場所:桑名市

詳細はこちら→https://www.kankomie.or.jp/event/detail_34127.html

数千発のスターマインをはじめ、水中花火、ナイアガラが夜空に咲き誇ります。中でも東海地区最大級の二尺花火の大音響とその大きさは、頭上へ降り注ぐような大迫力です!

※荒天中止時は30(日)、31日(月)へ順次延期開催時間

当日の開催確認専用ダイヤル 0180-995-987

※IP電話ではご利用いただけない場合があります。

 

日時:2017年7月29日(土) 19:50~21:00

名張川納涼花火大会(ナバリガワノウリョウハナビタイカイ)

場所:名張川新町河畔

詳細はこちら→https://www.kankomie.or.jp/event/detail_35260.html

約4,500発の花火を打ち上げ、名張の元気を発信します。夜空いっぱいに力強い音と光が奏でる花火を鑑賞し、名張の夏の思い出として下さい。

※当日の開催状況のお問合せ先(10:00~):0180-99-3636(予定)

 

日時:2017年8月5日(土)  20:00~21:00

サマーフェスタ イン ひさい

場所:津市 陸上自衛隊久居駐屯地グラウンド

詳細はこちら→https://www.kankomie.or.jp/event/detail_5022.html

花火の打ち上げ場所が観客席の目の前で、頭上に上がる迫力満点の花火は必見です。

特に幅約150mのナイアガラの滝やフィナーレの特大スターマインは大迫力!

※問合せ:サマーフェスタインひさい実行委員会 059-255-8846

 

日時:2017年8月17日 (木) 19:10~21:30

熊野大花火大会 (クマノオオハナビタイカイ 2017)

場所:七里御浜海岸

詳細はこちら→https://www.kankomie.or.jp/event/detail_5207.html

約10,000発もの大迫力の花火が打ち上がり、吉野熊野国立公園の鬼ヶ城を背景に、大海原に向って豪快な花火絵巻をくりひろげるもので熊野路最大の夏の風物詩となっています。

※当日の開催状況、駐車場や有料観覧席については以下のURLからご確認ください。

http://www.kumano-kankou.info/kumano-fireworks/

 

日時:2017年8月27日 (日) 19:15~20:30

四日市花火大会 (ヨッカイチシハナビタイカイ)

場所:四日市市霞

詳細はこちら→https://www.kankomie.or.jp/event/detail_14747.html

多彩な花火が夏の夜空を鮮やかに染め上げます。誕生日祝、結婚記念など、メッセージや想いが込められた市民の方々がスポンサーとなる、メモリアル花火も四日市花火大会の見どころです。

※荒天中止時は9月3日(日)に延期

当日の開催確認専用ダイヤル 0180-991-354

※IP電話ではご利用いただけない場合があります。