[防災講座] 南海トラフ地震について


Image41944(昭和19)年12月7日、熊野灘を震源とする「東南海地震 (マグニチユ一ド7.9)」が発生。はげしい揺れとともに、地震発生後短時間で熊野灘沿岸部を中心とした市町村に最大9mの大津波が襲いかかり、甚大な被害をおよぼしました。

そして、いま再び恐ろしい巨大地震が三重県を襲おうとしています。

地震や津波を十分に理解して正しい知職を身につけておきましょう。

「南海トラフ地震」について Image2

駿河湾から静岡県の御前崎沖まで南下し、そこから南西へ向かって和歌山県の潮岬沖、高知県の室戸岬沖を通って九州沖に達する、海底の深い溝(トラフ)を南海トラフといいます。そこが震源となって起こる巨大な地震が「南海トラフ地震」と呼ばれ、近い将来の発生が危惧されています。

地震発生確率と地震規模(マグニチュード)

●南海トラフ地震 ・・・・・・今後30年以内に70%程度  マグニチュード8~9クラス
(地震調査研究推進本部(文部科学省))

過去概ね100年から150年間隔でこの地域を襲い、揺れと津波で本県に甚大な被害をもたらしてきた、歴史的に起こりうることが実証されている規模の地震(過去最大クラス)が南海トラフ沿いで発生した場合、

志摩市、南伊勢町、熊野市、御浜町では震度7、中勢地域、伊勢志摩地域、東紀州地域を中心に震度6弱から6強の揺れが想定されています。

また、県内沿岸で広範にわたって高さ数m、場所によっては10mを超える大津波が到達することも想定されています。

三重県の被害想定Image6

三重県の被害想定では、南海トラフ地震が発生した場合、最悪の場合には、揺れによって約9,200人が、津波によって約42,000人もの方が亡くなると予測されています。

津波から命を守るためには、海の近くや低い場所にいるときに地震を感じたら、揺れが小さくても、長く続いた場合には、すぐに高台へ避難することが必要です。

津波のスピードはとても速いので津波が海岸からやってくるのを見てから避難を始めたのでは間に合いません。

事前に、市町が作成しているハザードマップなどで、津波が予想される地域や避難所までの避難経路を確認しておくことが大切です。

Image1津波に巻き込まれれば、その勢いにはなすすべもありません。たとえ数十cmの津波であったとしても、少しでも早く高いところへ逃げることが命を守ることになります。

*このビデオは、三重県防災対策部が作成した「三重県防災ガイドブック」及び「地震被害想定調査結果(リスク関係)の概要について」等を基に作成しました。