外国人住民向けの消費者被害防止研修会を開催します

外国人向け消費者被害防止研修会開催について


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三重県は全住民に占める外国人住民の割合が高く、また外国人住民の定住・永住化が進んでいます。このような中、外国人住民が消費生活上のトラブルに巻き込まれる事例も出てきています。そこで、外国人住民の多い地域において研修会を開催し、外国人住民が安全で安心なくらしができることへの支援を行います。

1、日時:平成28年10月29日(土)13:30~15:30(受付開始13時)
2、会場:亀山市総合保健福祉センター「あいあい」大会議室(亀山市羽若町545)
3、テーマ:契約トラブルから自分の身を守りましょう!
講師:三重県環境生活部くらし・交通安全課消費生活センター班職員
研修内容:

①多言語によるパンフレットを使った消費者被害防止に関する説明
②DVDによる事例紹介
③クーリング・オフのためのはがきの書き方練習
④契約トラブル回避のシミュレーション
⑤質疑応答

通訳対応言語:ポルトガル語、スペイン語、フィリピノ語、英語、中国語
4、対象者: 三重県内在住の外国人住民、外国人住民支援に関わる方
5、募集人数: 30名(先着順)
参加費 無料 
6、申し込み方法:広報チラシ裏面の申込書に必要事項を記入のうえ、10月20日 (木)までにFAX、メール、電話にてお申し込みください。チラシは公益財団法人三重県国際交流財団で配布しているほか、同財団のホームページからもダウンロードできます。

7、申し込み・問い合わせ先
  公益財団法人三重県国際交流財団 雙田(そうだ)・宇藤(うとう)
〒514-0009 津市羽所町700 アスト津3階
Tel: 059-223-5006  Fax: 059-223-5007  Email: mief@mief.or.jp
URL http://www.mief.or.jp

8、主催:三重県 共催:亀山市
  事業実施(受託者):公益財団法人三重県国際交流財団(MIEF)

外国籍児童に対するMieMu館長の特別授業

三重県総合博物館の魅力を三重県在住の外国籍児童に知ってもらう

image1三重県鈴鹿市にあるブラジル人学校イーエーエスにて、古生物学の著名な研究者でMieMu(三重県総合博物館)の館長を務める大野照文さんの講演会が開催されました。

恐竜が絶滅する前から生きていた「三葉虫」についてお話しをしてもらいました。生徒たちがよりよく説明内容の理解ができるように、大野館長は実際の三葉虫の化石を見せました。

児童・生徒たちは三葉虫の化石を手にもって興味深々に観察をしていました。

[インタビュー① MieMu館長 大野照文さん]image3

子供たちはいっぱい発見する力を持っているんだけれども、普通の学校の勉強では教わるばっかりなので、自分で観察したり、それから考えたり、それからみんなで相談をして、確かめて、新しいことを発見するっていう、そういう勉強の機会、チャンスは少ないので、そういうことをやってみましょうということで、こういうプログラムを作ってやっています。

MieMuは現代的なつくりで、訪れてきた人々の興味を引く展示物や多くの情報を提供しています。

[インタビュー② MieMu館長 大野照文さん]image7

MieMuに来てくださると三重県の自然、文化、歴史についての展示があります。それから毎週週末にはいろんな講演会とかワークショップがあるので、そういうのに参加してもらうと三重県ってどんなところかなって言うこともわかるし、それから理科のことも凄く楽しいことがわかりますので、是非皆さん来てください。

今回の講演のような行事の開催は子供たちに自然や科学、歴史や文化などにより興味をもってもらうための大切な役割があります。著名な研究者に直接生徒たちに古代生物について語ってもらったり、実際の化石に触れるなど、普段できない経験ができたことに関して、ブラジル人学校の職員も大変満足していました。

image5[インタビュー③ブラジル人学校マネージャー イレリカ・アビさん]

今日は子供たちに、いつも授業で勉強しているんですけど、授業と別の体験をさせてあげたいというにおもって、三重県庁と話してあって、今日は来てもらいました。

体験に参加できて、ブラジル人学校の生徒たちは喜んでいました。中々自分の手で触れることができない化石に触れたり、古代生物について学ぶことができた体験は一生忘れられないものとなりました。

[男子生徒のインタビュー④ルーカス・ヴィエイラさん]image2

わたしたちが知っていて、行ったことのある博物館の館長が古代生物について説明してくれたのが面白かった。三葉虫の本物の化石をもってきてもらいました。このような機会がもっとあれば、わたしたちが生きる前の生物についてもって知ることができると思う。

[女子生徒のインタビュー④エステッファニ・タナビ・ポルトさん]

本物の三葉虫を手に持ったり、この生物のことをもっと知ったり、絵をかけて凄く面白かった。

image6[インタビュー⑥ MieMu館長 大野照文さん]

これからみんなと一生懸命考えて、言葉のバリアを超える努力をしていきますので、是非ともまた教えてください。見てわからないところを教えてくださったら、それにまた説明を加えていくことをしていく、みんなで作っていくのがMieMuだと思うので、日本語だけではなくて、ポルトガル語とかスペイン語、英語とか中国語、韓国語、皆で作って楽しむ博物館にできればいいと思います。

広い面積の展示室のほか、MieMuでは多種多様な企画展示も開催しております。尋ねるたびに新しい展示物を見ることができます。この夏休み中には恐竜に関する展示会「大変動の地~三重の三億年・変動に生きた巨大生物たち~」を9月4日まで開催しております。

[インタビュー⑦ MieMu館長 大野照文さん]image8

言葉で説明をしなくても楽しいものがいっぱいありますから、先ずそういうものを見ていただいて、そこから博物館の専門の人もいますから、そういう人にも質問をしたりしてもらって、英語ぐらいだったら片言でできるから、或いは中国の人だったら、漢字で筆談もできるし、手振り身振りでも説明ができるかもわからないので、どんどん来てもらって、どんどん楽しんでもらうっていうことが大事だと思います。

01恐竜展の次の企画展として、「The NINJA~忍者ってナンジャ!?」が10月25日~1月9日までMieMuで開催されます。現代科学の視点を交え、わかりやすく忍者の技術や身体能力、知恵に迫ります。明日から使える忍者の知恵を学んで、あなたも忍者になれるかも?!高校生以下は入場無料です。ぜひ、皆様でおこしください。

http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/88903000001_00003.htm