外国生まれの方の結核患者が増えています! 外国生まれの方の結核患者が増えています! Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp 2024/08/07 Wednesday お知らせ, 健康、医療、福祉 ~結核を早期発見して重症化を防ぐとともに、家族や友人などへの感染を防ぎましょう~ 結核は結核菌が感染して発病する病気です。日本では、毎年1万人以上の患者が発生し約2,000人が亡くなっています。最近は、特に若年(20~29歳)の外国生まれの患者の割合が増加しています。 結核に関する5つのQ&A 1.結核の症状にはどんなものがあるの? 長引く咳、痰、微熱、身体のだるさ等です。しかし、特徴的なものがなく、初期には目立たないことが多いです。咳や痰が2週間以上続いたり、微熱や体のだるさが続いたりする場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 2.結核はどうやってうつるの? 感染性のある結核患者が咳やくしゃみなどをした時に空気中に結核菌が飛び散ります。その結核菌を吸い込むことにより周りの人に感染がひろがります(空気感染)。 3.普段から気を付けることは? 症状が無くても、定期的に健康診断を受けることが重要です。結核を発症しても、早期に発見できれば重症化を防げるだけでなく、家族や友人などへの感染を防ぐことができます。 健康診断の結果、要精密検査となった場合は、必ず精密検査を受診してください。 4.結核は治療すれば治るの? 結核は通常、薬を医師の指示通りに飲めば治ります。一般的な治療期間は6か月~9か月です。 治療途中で薬を飲むのをやめてしまったり、指示された通りに薬を飲まなかったりすると、結核菌が薬に対して抵抗力(耐性)を持ってしまい、薬の効かない結核菌(耐性菌)になってしまう可能性があります。医師の指示を守って、治療終了まできちんと薬を飲み続けることが最も重要です。 結核医療費については公費による助成を受けることができます。 5.結核についての外国語相談窓口はあるの? 結核予防会では、日本在住の外国人の方々の結核に関する電話相談を無料で実施しています。 特に下記の時間帯には、保健師が、個別のご相談や情報・資料提供に応じています。 FAXは常時、受け付けています。 個人のプライバシーは守られていますので、安心してご連絡ください。 公益財団法人結核予防会結核研究所 外国人結核電話相談 TEL: 03-3292-1218 03-3292-1219 FAX: 03-3292-1292 英語、中国語、韓国語(予約制)、ベトナム語 火曜日 10:00~12:00 13:00~15:00 ミャンマー語 火曜日 10:00~12:00 ネパール語 第2・第4火曜日 10:00~12:00 Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp « マダニ媒介感染症に注意しましょう 国が南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました(2024年8月8日) » ↑↑ 次の情報 ↑↑ マダニ媒介感染症に注意しましょう 2024/08/07 Wednesday お知らせ, 健康、医療、福祉 マダニ媒介感染症に注意しましょう Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp マダニは春から秋にかけて活動が盛んです。マダニに咬まれると以下のような病気になることがあります。 日本紅斑熱[にほんこうはんねつ] 主な症状:高熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感、全身に発疹 重傷熱性血小板減少症候群(SFTS) 主な症状:高熱、嘔吐、下痢、腹痛、下血、頭痛、筋肉痛、意識障害 畑や野山に立ち入る時は、次のことに注意してください。 つばの付いた帽子、長袖、長ズボン、長靴などを着用し、肌の露出を避けましょう。 「イカリジン」や「ディート」という成分を含む虫除け剤に補助的な効果があると言われていますので、うまく活用しましょう。 畑や野山に立ち入った後は、家の外で服や体をはたき、マダニを落としましょう。 畑や野山に立ち入った衣服は、すぐに洗濯するか、ビニール袋等で密封し保管しましょう。 着替えや入浴の時に、マダニが体に付いていないか確認しましょう。 マダニに咬まれた時の注意事項 マダニに咬まれた時は、マダニをつぶさないように頭部をピンセットではさんで、まっすぐ引き抜いてください。自分で取れない時や、マダニの一部が皮膚に残った時は、医療機関に相談してください。 受傷後1週間程度は体調の変化に注意してください。上記の症状があれば医療機関を受診し、医師にマダニに咬まれた可能性があることを伝えてください。 チラシはこちら Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp