マダニ媒介感染症に注意しましょう

マダニ媒介感染症に注意しましょう

2024/08/07 Wednesday お知らせ, 健康・医療

マダニは春から秋にかけて活動が盛んです。マダニに咬まれると以下のような病気になることがあります。

日本紅斑熱[にほんこうはんねつ]

主な症状:高熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感、全身に発疹

重傷熱性血小板減少症候群(SFTS)

主な症状:高熱、嘔吐、下痢、腹痛、下血、頭痛、筋肉痛、意識障害

畑や野山に立ち入る時は、次のことに注意してください。

  • つばの付いた帽子、長袖、長ズボン、長靴などを着用し、肌の露出を避けましょう。
  • 「イカリジン」や「ディート」という成分を含む虫除け剤に補助的な効果があると言われていますので、うまく活用しましょう。
  • 畑や野山に立ち入った後は、家の外で服や体をはたき、マダニを落としましょう。
  • 畑や野山に立ち入った衣服は、すぐに洗濯するか、ビニール袋等で密封し保管しましょう。
  • 着替えや入浴の時に、マダニが体に付いていないか確認しましょう。

マダニに咬まれた時の注意事項

  • マダニに咬まれた時は、マダニをつぶさないように頭部をピンセットではさんで、まっすぐ引き抜いてください。自分で取れない時や、マダニの一部が皮膚に残った時は、医療機関に相談してください。
  • 受傷後1週間程度は体調の変化に注意してください。上記の症状があれば医療機関を受診し、医師にマダニに咬まれた可能性があることを伝えてください。

チラシはこちら

梅毒に感染する人が増えています

2024/08/07 Wednesday お知らせ, 健康・医療

梅毒に感染する人が増えています

~自分や大切な人を守りましょう~

梅毒に感染する人が年々大きく増加しています。

2010年以降、感染者数の増加が続いています。2023年の三重県内の感染者数は114名でした。

  • 男性は20代から50代、女性は20代が突出して感染が増えています。
  • 梅毒に感染すると、性器や口の中に小さなしこりができたり、痛み、かゆみのない発疹が手のひらや体中に広がったりすることがあります。また、これらの症状が消えても感染力が残っているのが特徴です。
  • 治療をしないまま放置していると、数年から数十年の間に心臓や血管、脳などの複数の臓器に病変が生じ、時には死にいたることもあります。
  • 妊娠中の梅毒感染は特に危険です。妊娠している人が梅毒に感染すると、母親だけでなく胎盤を通じて胎児にも感染し、死産や早産になったり、生まれてくる子どもの神経や骨などに異常をきたしたりすることがあります。生まれたときに症状がなくても、遅れて症状が出ることもあります。

予防と検査、治療について

  • コンドームの適切な使用により性感染症のリスクを減らすことができます。
  • 症状があるときや、不安なときは、あなたと大切なパートナーを守るためにも、早めに検査をしましょう。
  • パートナーも感染している可能性があります。感染が判明した場合はパートナーも検査を受けましょう。
  • 梅毒は、早期に治療をすれば注射薬や内服薬で治すことができます。
  • 検査は、匿名・無料で三重県内の保健所で受けることができます。

保健所での検査についてはこちらをご覧ください

外国語で相談したいときは、Mieco(みえ外国人相談サポートセンター)に電話してください。

【電話番号】080-3300-8077

【受付時間】月曜日~金曜日 9:00~16:00 (土日祝・年末年始は休み)