2015/02/25 水曜日 Mie Info
お知らせ
外国人従業員がどのように日本の社会に適応できるかについて
岐阜県、愛知県、三重県、名古屋市が共同で定めた「外国人労働者の適正雇用と日本社会への適応を促進するための憲章」を普及するために、刈谷市でセミナーが開催されました。企業経営者等を対象とし、日本社会の現状と課題や、どうすれば外国人従業員に活躍してもらい、日本の経済状況や社会問題の改善に協力してもらえるかについて話されました。
前半の基調講演では、講師の川北秀人さんが、日本の将来について考えるための貴重な情報について教えてくださいました。日本の現在の状況では、高齢化社会が大きな課題となっています。この課題には全員で取り組んでいく必要があります。
「日本は、これからも「もの作り」や「サービス」で大きな規模を維持しようと思うと、今の日本の国民の数だけでは、さすがにこの経済を持たせるのは難しいと思います。そうすると、これまでも70年代以降、特に海外の方々に買っていただいたり、支えていただいたりしたことを、もっともっとやらないといけないといけません。(今まで)お客さんとしての外国人の方々に対してサービスを提供できたかもしれないですが、今後は我々と一緒にサービスを提供したりものを売ったりということを、今まで以上にしないといけないと思います。」
セミナーの後半では、外国人従業員を雇用している愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の企業および団体の代表者4名が、パネルトークを行いました。各パネリストは、多国籍の従業員と働く経験について話しました。
社会福祉法人 博友会人事担当副部長 湯山英毅さんのインタビュー
「(外国人従業員は)今はなくてはならない存在です。本当に明るくて、日本人とは違うものを持っています。今は40名ぐらいいますけれども、本当に雇って良かったと思います。」
株式会社 アバンセライフサポート 施設長 河北大介さんのインタビュー
「みんなを楽しくさせようという気持ちがすごくあって、日本人とは違った意味でのサービス精神がいっぱいあります。我々の介護という仕事は、そういうサービス、楽しくさせていくという業種なので、すごく勉強になったと思います。人をもっと楽しませるためにどういうことをやったらいいのかがすごく勉強になりました。楽しいです。」
各代表は、今後も外国人従業員と共に働くことを大いに期待しています。
社会福祉法人 博友会人事担当副部長 湯山英毅さんのインタビュー
「今はもう6年目を迎える南米系の方が多いのですが、もうすでにその現場のリーダーになっています。もっともっとそういう人が増えて、もっと偉くなって稼いでいただいて、これからも何人かを雇っていきたいですが、その人の指導的立場になる人がどんどん増えてもらえばいいなと思います。」
株式会社 アバンセライフサポート 施設長 河北大介さんのインタビュー
「もっと外国人が働きやすいというか、もっと外国人に介護の仕事に積極的に働いてもらえるようにしないといけないので、我々企業が率先していろいろな外国人に働きやすい環境、そういう場所を作っていかないといけないと思っております。」
日本在住の外国人は、いろいろな面で日本の社会に協力することができます。また、外国人従業員を採用することで、企業も多くの利点を得ることができます。このことについて、みなさんからメッセージをいただきました。
「2020年とか2030年になった時に、取締役に日本人だけということになっていると、それは例えば三重県だったら伊勢市とかあるいは津市の中だけで仕事をするのならいいのですが、外国人の観光客がたくさん来るし、あるいは日本で作っているものをもっともっと海外の方に使っていただこうと思った時に、その顧客や市場のことをより早く分かったり、あるいはその人たちにより正確に伝えようと思ったら、それは日本人だけだとしんどいと思います。女性向けの商品を作る時に女性がいた方がいい、あるいは子供向けの商品を作る時に子供の意見を聞いた方がいいのと同じように、外国に売るんでしたら、他の文化の方々に使ってもらうのでしたら、その国や文化の方々にちゃんと参加してもらった方がいいと僕は思います。」
社会福祉法人 博友会人事担当副部長 湯山英毅さんのインタビュー
「もうすでに、地域になじんでいる方がたくさんいらっしゃるので、日本ももっと外国人の方、移民も含めて緩和をしていただいて、もっとたくさんの外国人に日本に来ていただいて、共に共生ができればと考えています。ぜひ頑張りましょう。」
株式会社 アバンセライフサポート 施設長 河北大介さんのインタビュー
「外国人とか日本人とかあんまり関係なく溶け込んでいけるように、どんどん日本もなってきていると思います。外国人から勉強することもいっぱいあると思うし、すごく期待しています。どうぞよろしくお願いします。」
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