伊賀市で、ストレスに関するアドバイスや情報を提供するセミナーが行われました。現代社会では、数多くの人がストレスを抱えていますが、気付かない人も居れば、正しい治療法がわからない人もいます。
三重県立こころの医療センターの臨床心理士、榊原規之さんに講師を務めていただきました。セミナーの始めに参加者に一つの質問をしていただきました:日常生活のなかで何に対してストレスを感じますか。
参加者からいろいろな答えがありました。仕事や言葉の理解や日常生活のトラブルなどがありました。講師の方から、ストレスの原因は沢山あることを教えてもらいました。主な原因はこちらです:
- 食生活
- 気温の変化
- 就職や職場環境
- 日常生活
- 住宅
- ライフスタイル

人とのかかわりが、精神面で一番ストレスを与える原因になります。コミュニケーションが取りにくい場合には不安を感じます。
講師から、こういう日常生活のストレスからは解放されないということを語ってもらいました。さらに、その原因がストレスを引き起こすのではなくて、私たちの扱い方がストレスを引き起こすのだということを教えてもらいました。
ストレスの手前に三つの信号があります。これに気がつくことが大切なポイントとなります。
1、日常生活のなかでの出来事によって、ストレスがたまっていく。
この段階では、気分が悪くなったり、イライラしたり、すぐに切れたりします。
2、たまったストレスはあるエネルギーを発生して、様々な形で発散する。
人によっては、発散させる時に叫んだりします。
3、ストレスを発散させた後に、人によっては大きなダメージを受けるリスクがあります。主なダメージは以下のとおりです:
1、体力的:疲労や頭痛や筋肉痛などを感じる
2、精神的:落ち着きが無かったり、我慢できなかったりして、集団行動ができなくなるなど
3、反応:怒りやイライラ感やうつ状態
ストレス状態で生活することが普通の生活だと思ってはいけません。そのストレスをどのように扱うのかが一番大きな問題です。
ストレスの扱い方にはいくつかのステップがあります:
単純に身の回りに注目をする。場合によっては、自分自身が自分にストレスを与えているかもしれません。
余分なもの買ったり、コーヒーの飲みすぎや甘いものの食べ過ぎ、小さな出来事に対して心配をしたり、機嫌が悪かったり、孤立状態になったり、話す機会が少なくなったり、集団生活を避けたりするなどが、ストレスが体内にたまっているサインです。こういうパターンに当てはまりますか。
ストレス予防に取り組む
ウォーキングやスポーツなどの運動をすれば、ストレスが原因で体内にたまっているエネルギーを発散できます。その他に、エンターテイメント、ダンス、カラオケ、音楽などでもストレス発散ができます。
会話をしたり、集団行事や何かの集まりに参加したりすることも健康的です。簡単に言うと、体力的または精神的なダメージを受ける前に、たまっているストレスを発散させることが大切です。
こういう取り組みでもストレス解消ができない場合には、病院で受診をした方がいいです。
ストレスの症状を和らげるために、参加者はリラクゼーションの方法を体験しました。
セミナーの最後に、参加者からリラクゼーション法に関する感想を挙げてもらいました。
講師の方に、今回のセミナーについて話していただきました。
[講師のインタビュー]
「外国から日本に来られて、言葉が違ったり、生活環境が変わって、ストレスが溜まりやすい状況です。そういう自分に気づいて、上手くストレスに対処してもらうことを勉強してもらう目的で、こういう会がありました。」
一人の参加者に、感想を聞きました。
「ストレスを抱えている人は大勢いて、多少、病を抱えています。治療法などの知識を得るのはとても大切(だ)と思います。日本語が出来なくて、環境に慣れないことがきっかけでストレスを抱えてしまい、友だち関係ができず、ネガティブな思いを心に沢山ため込んでしまいます。
三重県内で、こういうセミナーをもっと行ってほしいです。」