敷金返還トラブルについて 敷金返還トラブルについて Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp 2019/02/04 Monday 住まい アパートなどの賃貸住宅の契約は、いわゆる契約自由の原則により、貸す側と借りる側の双方の合意に基づいて行われるものです。しかし、退去するときに、貸した側と借りた側のどちらの負担で原状回復等を行うかで、トラブルが発生することがあります。 【トラブルの例】 賃貸アパートを退去したら、きれいに使っていたのに、高額なハウスクリーニング代を請求され、敷金(※1)が返還されなかった。 賃貸アパートを退去したら、相場よりかなり高額な原状回復費用(※2)が請求され、敷金を上回る金額を請求された。 ※1 敷金 賃貸住宅を借りた人が、家賃を支払わなかったときや、住宅を汚したり、壊したときの修理費用のために、入居時に貸す側に預けるお金を敷金(しききん)と言います。退去したときに、使わなかったお金があれば、借りた人に返ってきます。 ※2 原状回復費用 日光があたることで壁紙や畳が自然に変色した場合など、通常の使用による劣化や傷みなどは、貸した側が修理費用を負担することとなっています。借りた人の過失により生じさせた汚れやキズ等は、借りた側がその修理費用を負担することになっています。 賃貸住宅を退去するときの敷金返還など、賃貸契約に関するトラブルにあった場合は、一人で悩まず相談しましょう。 消費者ホットライン TEL:188(日本語対応のみ) ※電話をかけると、アナウンスが流れ、お住まいの市町消費生活相談窓口、または三重県消費生活センターにご案内します。 消費生活に関するトラブル相談窓口の紹介はこちら Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp « ネット通販でトラブルに巻き込まれないための大切なポイント 三重県立津高等技術学校 金属成形科 2019年度 前期生募集 » ↑↑ 次の情報 ↑↑ ネット通販でトラブルに巻き込まれないための大切なポイント 2019/02/04 Monday 住まい ネット通販でトラブルに巻き込まれないための大切なポイント Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp ネット通販サイトで楽に買い物ができるようになり、利用したことこがある人も多いと思います。衣類、日用品、食品や家電製品、自動車や家までも販売しているサイトやアプリがあります。 わざわざ買い物にいかなくても、自宅で注文し、宅配便で商品が自宅に届くネット通販は便利です。しかし、販売者の匿名性が高く、実際に商品を手に取ってみることもできないため、トラブルが起きやすくなっています。 では、トラブルの例を見てみましょう。 ネット通販サイトで買ったものが届かない [被害者] 面白いサイトだな~いいものがいっぱいある! そうだ!新しいパソコン欲しいな~ うわ~このノートパソコン安い!見てみよう! このパソコンいいね!ただ5万円だ!でも…何かわからないことがいっぱい書いてる…全部日本語で書いてある。ほとんど分からない。 でも、間違いなくいいパソコンだ。ほかの店では10万円で売っているものだ。 このセールを見逃したくない…よっし!このパソコンを買おう。 ここに名前や住所、クレジットカードの番号を入力して… 明日届くみたい!早い! [テロップ] 1週間後 [客] え?パソコンが届かない…どうしたのだろう… [友人] サイトを確認してみて、何か起きたかもしれない。 [客] そうだね、見てみる。サイトには、もう届いたらしいことが載っているけど、私は何も受け取っていない。 [友人] おかしいね…このサイトで以前何か買ったことあった? [客] いや、初めてだった。パソコンのセール案内メールが届いて、見ていたら、安くて、良さそうだったし。 どうしよう? サイトには問い合わせ先も載ってない…俺、どうしたらいい?? [友人] そっか…これは難しいな。その販売先の企業名か住所が載ってるとこないか探してみて。 [客] そういう情報はなにも載ってないよ。あっ!やばい!俺、クレジットカードの番号を入力してしまったよ!どうしよう? このようなトラブルに遭わないためには、どうすればよいのでしょう?大切なポイントについてお教えします。 大切なポイント サイトを運営する業者の情報を確認しましょう。 そのサイトを運営する業者が信頼できるかどうか、会社概要や代表者名、所在地、電話番号等がきちんと表示されているかどうか確認し、実在する会社かどうかをチェックしましょう。 サイトのアドレス(URL)や表現に不自然なところがないか確認しましょう。 サイトのURLが購入を希望しているECサイトのURLと一致しているか、機械翻訳したような不自然な日本語による表示になっていないか、よく見ましょう。 個人情報入力画面で、暗号化するシステムを使っているか確認しましょう。 フィッシングサイトという本物とそっくりな偽サイトがあります。偽サイトにクレジットカードの情報などを入力してしまうとそれが他人の手に渡ってしまいます。情報が暗号化されたページのURLには、「http://」にセキュア(Secure)を表す「s」が付き、「https://」がついています。また、、URLの横に🔒(ロック)のマークがついてたりします。 その他の大切なポイント [ナレーション] 1. 通販サイトとのやり取りのメールを全部保存しておきましょう。 2. 注文時の画面のスクリーンショットや印刷をしておきましょう。 3. 通販サイトと連絡が取れない場合、消費生活センターに相談しましょう。 4. 詐欺だとわかったら、クレジットカード会社や警察にそのことを知らせる 特に、支払方法が先払いのみの場合は、注意が必要です。 届いた商品が思っていたイメージと違った 次の例は、届いた商品が思っていたイメージと違った場合です。 [A] ネットで注文した帽子が届いたぞ!ネット販売限定の商品なんだよね~。 [B] いいね!見せて! [封を開ける] [A] あれっ?こんな色だっけ? [サイトの画面と商品を見くらべながら] [B] そうだね…確かに届いたものは、サイトに書いてあるカラーだけど・・・。 サイトに載ってるものと、違うようにみえるなぁ。まだ使ってないんだし、気に入らないんだったら、返品できるんじゃない。 [A] そうだね。買ったサイトで返品について確かめてみるよ。 [A] ううっ。字がすごく細かいし、漢字ばっかりで読めない。どうしよう! [B] 注文を確定する前にちゃんと確かめておかないと~。 [A] どうしよう? 大切なポイント:返品特約 ネット通販は、法律上のクーリングオフ制度はありません。ただし、返品や交換の条件について書かれたものを、「返品特約」と言い、通販サイトでは、表示が法律で義務付けられています。 返品特約がサイトに表示されているか確認する・・・返品特約が表示されていないサイトは注意しましょう。 商品の返品や交換ができる条件を確認する・・・返品特約は販売業者によってさまざまです。例えば、不良品以外は返品不可の場合や、購入後8日以内なら返品・交換OKと書いてあっても、一度でも使用したり、開封したりすると、「交換できません」としている業者もあります。 商品の返品や交換の方法、送料は誰が負担するか確認する・・・購入後、何日以内であれば返品や交換が可能か。どのような方法で業者に連絡するか。また、商品の送料は誰が払うかについても確認しておきましょう。 日本語が読めない場合には、注文ボタンを押す前に、日本語がわかる人に頼んで返品特約の条件などを確かめておきましょう。 ネット通販はとても便利ですが、トラブルに遭わないためには、そのサイトが信頼できる販売業者によって運営されているか、商品は本物であるか、返品や交換の条件はどうなっているか等、しっかり確かめてから注文しましょう。また、商品が届いたら、注文通りの商品か、壊れていないか、すぐに確認しましょう。 海外の通販サイトを利用してトラブルになった場合、問題解決はより困難になります。そのため、より慎重に注文するようにしましょう。 海外から購入した商品でトラブルにあった場合は、越境(えっきょう)消費者センターにご相談ください。 https://www.ccj.kokusen.go.jp/sdn_process ※電話での相談は行っていません。 ※対応は日本語のみです。 Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp