知っておきたい!日本の医療文化とルール

知っておきたい!日本の医療文化とルール

2019/03/13 Wednesday 健康・医療

【医療機関の基礎知識】

  • 日本の診療所、病院の多くは先着順で診察します。そのため、1~2時間も待たなくてはならない場合があります。
  • 歯科では予約制が一般的です。診療所、病院でも予約が必要なところがあります。

http://mieinfo.com/ja/jouhou/kenkou/dentist-japan/index.html

  • 宗教上の理由による日常生活や治療についての制限や、アレルギー体質などは、前もって受付や看護師などに伝えてください。
  • 予約時間や面会時間は守らなければなりません。
  • 院内では携帯電話を使用してはいけない場所があります。使用したいときは病院職員に確認しましょう

【診察に必要なもの】

  • ①健康保険証 ②在留カード(身分証明書) ③今まで服用していた薬など ④紹介状(あれば)
  • 医療費は主に現金で支払います。クレジットカードが使えるところもあります。

【安心な医療のために】

  • 言葉に不安があるときは、通訳サービスを利用してください。サービスがない場合は、日本語が堪能で、信頼できる大人に通訳を依頼しましょう。

「医療通訳がいる医療機関」
http://mieinfo.com/ja/jouhou/kenkou/tsuyaku-hospital-2019/index.html

  • 診察結果や薬などについて、理解できるまで医師に説明を求めることも大切です。
  • 安心して医療を受けるには、相談機関や、病院にいる医療ソーシャルワーカーを気軽に利用することが大切です。
  • 「多言語医療問診票」「多言語診察申込書」が公開されています。症状や既往歴を日本語で説明できない人は、診察前にあらかじめ記入して持っていくと役に立つでしょう。

「多言語医療問診票」(国際交流ハーティ港南台、かながわ国際交流財団)

http://www.kifjp.org/medical/index.html (18言語)

「多言語診察申込書」(AMDA国際医療情報センター)

http://amda-imic.com/oldpage/amdact/PDF/jap/pl-shinsatsu-j.pdf (日本語)

http://amda-imic.com/oldpage/amdact/PDF/por/pl-shinsatsu-p.pdf (Português)

http://amda-imic.com/oldpage/amdact/PDF/spa/pl-shinsatsu-s.pdf (Español)

http://amda-imic.com/oldpage/amdact/PDF/fil/pl-shinsatsu-f.pdf (Filipino)

http://amda-imic.com/oldpage/amdact/PDF/chi/pl-shinsatsu-c.pdf (中文)

http://amda-imic.com/oldpage/amdact/PDF/eng/pl-shinsatsu-e.pdf (English)

※いずれも自身の責任で利用してください。

【薬局】

  • 医療機関で処方せんをもらったら、調剤薬局へ行きます。
  • 処方せんには有効期限があります。

※この記事は主に「多言語生活情報」(一般財団法人自治体国際化協会)を参考にして作成しました。もっと詳しく知りたい方はこちらをごらんください。

http://www.clair.or.jp/tagengorev/ja/f/index.html

※次のサイトもごらんください。

「外国人のための医療ガイドブック」(多文化共生センターきょうと)

https://www.tabunkakyoto.org/%E5%A4%9A%E8%A8%80%E8%AA%9E%E8%B3%87%E6%96%99/ (やさしいにほんご、English、中文、한국조선어)

「外国人結核電話相談」(公益財団法人結核予防会)

http://www.jata.or.jp/outline_support.php#jump4 (日本語、English、한국어、中文、Tiếng việt等)

http://www.jata.or.jp (結核研究所のトップページ)

保険証は正しく使おう!

2019/03/13 Wednesday 健康・医療

保険証は正しく使おう!

【日本の公的医療保険】

  • 日本では、病気やケガをしたときに、その経済的な負担を軽減し、安心して治療が受けられるように、すべての人が何らかの公的医療保険に加入することが義務付けられています。これを「国民皆保険制度(こくみんかいほけんせいど)」といいます。
  • 日本の公的医療保険には大きく分けて2つあります。

「健康保険」・・・会社や事業所で働く人が加入する。加入手続きは勤務している会社や事業所で行います。勤務先に問い合わせましょう。

「国民健康保険」・・・健康保険に加入できない人が加入する。加入手続きはお住まいの市町の役所で行います。

  • 交通事故や出産など、保険対象外の治療もあります。
  • 保険証の貸し借りや売買はできません。

【こんなときは届出が必要です】

  • 会社や事業所を退職したとき(退職した翌日から健康保険証は使えません。健康保険証は速やかに返却し、健康保険を切り替えてください)
  • 国民健康保険を脱退するとき(職場の健康保険に加入したとき)
  • 保険証をなくしたときや、汚したとき
  • 子どもが生まれたとき
  • 世帯主が変わったとき
  • 被保険者が死亡したとき
  • 住所が変わったとき
  • 海外へ転出するとき

※この記事は主に「多言語生活情報」(一般財団法人自治体国際化協会)を参考にして作成しました。もっと詳しく知りたい方はこちらをごらんください。

http://www.clair.or.jp/tagengorev/ja/f/index.html