三重県外国人住民会議の委員を公募します

三重県外国人住民会議の委員公募について


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外国人住民が地域住民の一員としての認識を持ち、責任を果たしていく土壌をつくるとともに、外国人住民の意見を地域の取組に反映させることを目的に有識者等からなる「三重県外国人住民会議」を今年度から設置することとなりました。それに伴い広く外国人住民の皆様の意見をお聞かせいただくため、次のとおり委員を募集します。

応募資格

次のすべてにあてはまる外国人住民※の方。ただし、国・地方公共団体の議員及び常勤の公務員の方は応募できません。

(1)三重県内に住所のある方

(2)通算1年以上三重県内に居住している方

(3)会議を行うのに充分な日本語能力を有する方(会議は日本語で行うため)

※日本への帰化等により日本国籍を取得した人やその家族等文化的背景やルーツが外国にある人も含みます。

委員の業務

外国人住民会議に出席し、以下の内容について議論いただきます。外国人住民会議は、津市内において年2回程度開催(原則土曜日、日曜日のいずれかに開催)する予定です。

(1)三重県における多文化共生施策に関すること。

(2)多文化共生社会づくりに関すること。

(3)外国人住民の地域づくり参加促進に関すること。

応募方法

応募用紙※に必要事項を記入の上、応募先に持参、郵送又は電子メールでお送り下さい。(持参の場合は応募先にお越し下さい。受付時間は、土日祝日を除く9時から17時です。)

また、応募に関する経費は自己負担となります。

※応募用紙と詳しい内容は以下のページでご覧になってください。

http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0012100009.htm

募集期間

平成28年7月1日(金)から平成28年7月29日(金)17時(必着)

 

問い合わせ・応募先
〒514-0009
三重県津市羽所町700番地アスト津3階
三重県環境生活部多文化共生課 多文化共生班
TEL 059-222-5974
FAX 059-222-5984
E-mail tabunka@pref.mie.jp

教育プランニング:子どもの将来を計画する

大学卒業までいくらかかりそう?日本で子どもの将来の計画の立て方を覚えましょう。

IMG Destaque子どもの出産は夫婦にとっては最高に嬉しい出来事であり、家族はとても幸せになります。

生まれてくる子どもは成長して社会の一員となります。妊娠・出産と子どもの予防接種については以前の情報ビデオにあります。今回のテーマは子どもの教育プランニングです。このサイトでは、教育についての情報も提供しています。

1. 日本の教育制度Planejamento - 02

日本の教育制度は基本的に、小学校6年、中学校3年、高等学校(高校)3年、大学4年(短期大学は2年)となっています。

l日本では小学校と中学校は義務教育として、すべての子どもたちが入学して卒業しなければなりません。日本に住んでいる満6歳から15歳の外国籍の子どもは、国籍を問わず、地域の小学校や中学校への入学や編入ができます。

2. 教育費負担(文部科学省2010年調査より)

教育費
  公立 私立
幼稚園 66万円 161万円
小学校 182万円 881万円
中学校 138万円 384万円
高校 118万円 276万円
大学 263万円 527万円
合計 767万円 2,229万円

Planejamento - 03子どもが保育園から大学卒業までにかかる費用は、高額になることが分かります。その時のために、計画的に資金を準備する必要があります。(子どもの)大学卒業までの教育費の他に、住居費や生活費(入学金、PTA会費、教材費、修学旅行)などの費用も発生します。家庭によって、服装、携帯電話、ゲーム機などの費用も発生する場合があります。

3. キャリアプランニングIMG educacao - 02

日本では中学卒業までが義務教育になっていますが、98%以上の人が高校へ進学し、さらにその先の高等教育機関(大学・短期大学、専修学校、高等専門学校等)へ進学する人は70%を超えます。(文部科学省2015年調査より)

各種学校については以下のリンクで紹介していますのでご覧ください。

URL: http://mieinfo.com/ja/video-jp/kyouiku-video/chugakkou-koukou-shoutsugyougonoshinro/index.html

Planejamento - 04どのような教育を子どもに与えるかは、子どもが将来、どの分野の職業に就きたいか、ということと密接に関係しています。日本では、ある職に就くためには、資格を持っていることを要求されることが多くあります。それらの資格には、高校卒業だけでは取得できないものが多くあります。そのため、日本では高等教育機関への進学率が高くなっている側面があります。

以下のリンクに、外国人の子どもに向けた多言語のキャリアガイドがありますので、参考にご覧下さい。

URL: http://www.pref.mie.lg.jp/TABUNKA/HP/49135032696.htm

子どものキャリアプランニングなしに、教育プランニングはできません。子どもが将来どの分野の職業に就きたいか、家族でよく話し合いをした上で、就職または進学を決めることがとても大切です。

4. 奨学金・相談窓口IMG educacao - 03

子どもの教育費の準備が難しい場合には、教育ローンや奨学金(貸与型)があります。詳しい情報は、通学先の学校又はお住まいの地域の教育委員会にお尋ねください。

子どもに日本の学校で教育を受けさせていて、経済的な理由で学校へ行かせることを継続するのが難しい家庭には、就学援助や奨学金の制度があります。

奨学金の詳細と相談窓口は以下のリンクで確認できます。

URL: http://mieinfo.com/ja/video-jp/kyouiku-video/shougakkukin-soudanmadoguchi/index.html
※2年前に作成したものであるため、担当部署名やリンク先など最新のものと異なっている場合があります。

IMG educacao - 04最後に

子どもを社会の一員として育てることが教育の目的の一つです。社会の一員となるために、職に就くことは、重要なステップとなります。子どもは多くの選択肢の中から職業を選択することができますが、日本には多くの資格が存在します。その職に就くために必要な資格があり、資格を取得するには学歴が必要なものもあります。

子どもの希望を家族で共有し、そこから逆算した計画を家族で理解することが重要です。その計画に基づいて資金の準備を行うことも必要です。

子どもの希望は変化します。希望の職について、幼い時は、夢ですが、大きくなると具体的な目標となります。子どもの成長とともに何度も子どもの希望を家族で共有するようにしましょう。

子どもの教育に関してわからないことやお悩みのことがありましたら、お住まいの地域の教育委員会や役場の外国人相談窓口を訪ねたり、電話教育相談窓口などのサービスを提供している県教育委員会、県の外国人ヘルプデスク等にお問い合わせください。

【参考】

一般財団法人自治体国際化協会 多言語生活情報

http://www.clair.or.jp/tagengo/index.html