中学校・高校卒業後の進路[教育シリーズ]

[教育シリーズ⑦] 中学校・高校卒業後の進路

2014/02/27 Thursday 教育, 教育

日本の中学校や高校を卒業したあとの進路には、多くの選択肢があります。就職をする人もいますし、進学をする人もいます。

このビデオでは、進学について、いくつかの選択肢を紹介します。自分の能力や適正、興味に合った進路について考え、自分の将来につながる道を見つけましょう。

 

大学・短期大学

大学・短期大学(以下、短大)は、国立、公立、私立の学校の3種類があります。一部の地域では株式会社が設立した大学があります。修業年限は大学が4年、短大が2年です。

japan - university大学・短大に入学するためには入学試験に合格しなければなりません。推薦制度のある大学もたくさんあります。また、学費、入学資格なども大学によって違いますから、詳しいことは各大学に問い合わせましょう。

基本的に、次の条件のうちのひとつを満たしていれば、誰でも入学試験を受けることができます。

・日本、または外国の高校を卒業していること

・高等学校卒業程度認定試験に合格していること

・国際バカロレア資格などをもち、入学年の4月1日までに18歳になること

 

専修学校

専修学校は、将来の仕事に役立つ専門的な知識と技術を身につけるための学校で、中学校卒業程度の人を対象とした「高等専修学校(高等課程)」、高等学校卒業程度の人を対象とした「専門学校(専門課程)」等があります。修業年限は、学科によって1年から4年まであります。

大学・短大では理論を学ぶことを重視しますが、専修学校では専門教育が中心で、実践的な教育が行われます。教育内容には、工業分野、農業分野、医療分野、衛生分野、教育・社会福祉分野、商業実務分野、服飾・家政分野、文化・教養分野があり、社会のニーズに対応した多種多様な学科があります。

 

高等専門学校

高等専門学校は、一般に高専と呼ばれ、主に工学系の勉強をします。修業年限は5年(商船学科は5年6ヶ月)です。中学校を卒業した方(または 同等以上の学力があると認められる方)を対象とし、高等学校の卒業者は、高専に編入学することができます。

入学するには、各学校が毎年1月~2月に実施する入学者選抜に合格しなければなりません。選抜方法は学校によって異なりますから、各校へ問い合わせてください。

 

職業能力開発校

三重県立津高等技術学校は、ものづくり関連産業などの企業への就職をめざし、技能や技術、知識を身につけること、資格を取得すること等を目標とした職業能力開発施設です。japan - professional school

普通課程は2年間の課程で、高等学校卒業者など35歳未満の方を対象としています。

短期課程は6か月と1年の課程があり、離職者や転職者の方、外国籍の方等を対象とした様々な科があります。

詳しくは、学校のホームページ(http://www.tcp-ip.or.jp/~tsutech/index.html)を見てください。

 

ほとんどの学校で、オープンキャンパスや学校説明会を実施しています。積極的に参加して、進路決定の参考にしましょう。また、このビデオで紹介した他にも、知識や技術を身につける方法はたくさんあります。自分の将来の目標についてしっかりと考え、その実現のためにはどのような進路を選ぶべきか、保護者や学校の先生とよく相談して決めましょう。

*このビデオは、(財)自治体国際化協会・地域国際化協会連絡協議会が制作した「多言語生活情報(http://www.clair.or.jp/tagengo/)」等を参考に作成しました。

県内の外国人住民数41,221人に減少

2014/02/27 Thursday 教育, 教育

外国人住民国籍別人口調査(平成25年12月31日現在)の結果

県内の外国人住民数41,221人に減少

外国人住民国籍別人口調査(平成25年12月31日現在)の結果

三重県では、市町の協力を得て外国人住民数の調査を年一回実施しています。調査結果の概要は以下のとおりです。詳しくは、三重県多文化共生課ホームページ(http://www.pref.mie.lg.jp/TABUNKA/HP/)を見てください。

popolacao japaoなお、この調査結果において、平成23年以前の「外国人住民数」は、外国人登録法に基づく外国人登録者数を指します。

・  平成25年末現在の三重県内の外国人住民数は、41,221人(前年比△590人、1.4%減)で、5年連続で減少しました。

・  外国人住民数の推移は、10年前(平成15年)の1.03倍、平成元年の3.95倍となっています。

・  県内総人口に占める外国人住民の割合も減少し、2.21%となりました。

(<参考データ>平成24年末現在2.33%:全国第3位「法務省 在留外国人統計」)

・  国籍別外国人住民数では、最も多いのがブラジル(12,002人、対前年比5.3%減少)で、次いで中国(9,015人、対前年比3.6%減少)、フィリピン(5,646人、対前年比6.7%増加)でした。また、出身国籍の数は102カ国(平成24年末 98カ国)でした。

・  市町別に見ると、外国人住民数が最も多いのは四日市市(7,646人、人口比2.44%)で、次いで津市(7,157人、同2.51%)、鈴鹿市(7,066人、同3.51%)でした。外国人住民の割合は、伊賀市(4.42%)が最も高く、次いで、木曽岬町(4.06%)、鈴鹿市(3.51%)でした。

順位

国籍

外国人住民数

構成比

増減数

増減率

ブラジル

12,002人

29.1%

-672人

-5.3%

中国

9,015人

21.9%

-339人

-3.6%

フィリピン

5,646人

13.7%

357人

6.7%

韓国又は朝鮮

5,195人

12.6%

-165人

-3.1%

ペルー

3,017人

7.3%

-88人

-2.8%

ベトナム

1,333人

3.2%

159人

13.5%

タイ

998人

2.4%

4人

0.4%

ボリビア

866人

2.1%

1人

0.1%

インドネシア

793人

1.9%

66人

9.1%

10

ネパール

424人

1.0%

81人

23.6%

その他

1,932人

4.7%

6人

0.3%

三重県計

41,221人

100.0%

-590人

-1.4%

朝鮮とは、朝鮮半島出身者をいう。中国には、台湾出身者を含む。

国籍別順位上位5カ国の外国人住民数が多い市町は次のとおりです。( )内の数値は、三重県内の同国籍の外国人住民数全体に占める割合です。

国 籍

第1位

第2位

第3位

ブラジル

12,002人

鈴鹿市  2,757人

(23.0%)

四日市市 2,125人

     (17.7%)

津市   2,070人

(17.2%)

中国

  9,015人

津市   1,917人

(21.3%)

四日市市  1,562人

(17.3%)

鈴鹿市      959人

(10.6%)

フィリピン

5,646人

松阪市    2,331人

(41.3%)

津市   1,029人

(18.2%)

四日市市    628人

(11.1%)

韓国又は朝鮮

5,195人

四日市市 1,820人

(35.0%)

桑名市   752人

(14.5%)

鈴鹿市      624人

(12.0%)

ペルー

3,017人

鈴鹿市  1,233人

(40.9%)

伊賀市   479人

(15.9%)

四日市市    411人

(13.6%)

市町別外国人住民数の上位10市町は以下のとおりです。上位10市町で全体の91.5%を占めています。

順位

市町名

外国人住民数

構成比

増減数

増減率

四日市市

7,646人

18.5%

-77人

-1.0%

津    市

7,157人

17.4%

-58人

-0.8%

鈴 鹿 市

7,066人

17.1%

-520人

-6.9%

伊 賀 市

4,274人

10.4%

-68人

-1.6%

松 阪 市

3,935人

9.5%

 260人

7.1%

桑 名 市

2,868人

7.0%

-114人

-3.8%

亀 山 市

1,726人

4.2%

164人

10.5%

いなべ市

1,345人

3.3%

 -30人

-2.2%

伊 勢 市

  907人

2.2%

 -44人

-4.6%

10

菰 野 町

  779人

1.9%

 34人

4.6%