防災フォーラム

2013年3月20日(水•休日)に伊賀市で「防災フォーラム」が開催されます

2013/03/05 Tuesday セミナー・イベント

防災フォーラム

日時 : 平成25年3月20日(水・祝)

会場 : 大山田産業振興センター(伊賀市平田950-1)どんぐりホール (定員200人)

時間: 14時~16時(開場  13時30分)

これからの三重県の地震対策を、考えてみませんか?

「新地震・津波対策行動計画」は、みなさんと一緒に、実行していく計画です!

ポルトガル語と中国語の通訳がいます。

forum-prevencao-jp

 

 

 

教育関係者対象セミナー「外国籍児童の励まし方」

2013/03/05 Tuesday セミナー・イベント

2013年1月17日に桑名市で「キャリアガイド出前セミナー」が開催されました。

「キャリアガイドDVD」を使った教育関係者対象のセミナーが、三重県の主催で行われました。NPO法人 愛伝舎の理事長 坂本さんから、子どもの教育に関することを話していただきました。
坂本さんの話では、多数の調査によると、2030年には、14歳までの人口が減少し、65歳以上の人口が増加する見込みがあります。その上、外国人住民の人数も年々減少しています。こうした状況の中、子供たちに勉強する意欲を持つように励ます必要があると語ってくれました。

教員をはじめとする教育関係者が、子どもたちに勉強をする意欲を持たせるのに役立つよう、三重県はキャリアガイドDVDを作成し、県内の学校や教育者に配布しています。このDVDには、多国籍の家族が日本でどのように子どもの教育に取り組んできたかが収められています。親や子どもが、将来の夢を実現するためにどうやって壁を乗り越えたか、経験談を語ります。DVDの内容は、日本語、ポルトガル語、スペイン語、タガログ語と中国語の音声や字幕で作成してあります。
DVDを見ることで、教育の大切さを知り、重要な情報を得たり、子どもたちやその保護者の励みとなったりします。

セミナーのゲストとして参加していただいた現役のブラジル国籍の学生は、学校生活の様子を語ってくれました。外国籍の学生が日本の学校に通うにあたって、生活に必要な日本語が出来たとしても、授業についていくのに必要な「学習言語」としての日本語が十分に出来ないと、とても苦労したと語っていただきました。このようなパターンの外国籍の学生に対しては、理解度をていねいに確認して授業をすすめる必要があります。
本人の努力も必要ですが、担当の先生からの支援があれば、いろんな壁を乗り越えて、将来へ向かっていけます。ゲストの彼女から、参加していた教育関係者に向かって、このような状態になっている生徒のことを諦めずに支援してくださるよう、お願いがありました。
いろいろな苦労をしている学生の中には、途中で勉強を諦めて、安易に働き始める人もいます。その時点で、勉強を諦めるだけではなく、自分の夢まで捨ててしまいます。
子どもの成長には、学校の先生のサポートは重要です。特に、学習言語としての日本語の理解が出来ない生徒や、親が日本の教育制度について十分わからない場合は、特に注意が必要です。