職業能力開発校「津高等技術学校」

「津高等技術学校」職業訓練を受けられる三重県の施設を紹介します

2017/06/05 Monday 教育, 教育

このビデオでは、技術・技能を習得し、就業に役立つ各種資格の取得をめざして様々な職業訓練を提供している三重県立津高等技術学校を紹介します。

津高等技術学校では職業に必要な技術と技能を効率的に習得できるよう、充実した教育課程が用意されています。就業に役立つ各種の資格取得と人間性豊かな創造力に富んだ社会人の育成をめざした教育方針のもと、熱意のある教師による、きめこまやかな指導が行われています。

津高等技術学校では2年、1年、6か月、3か月間と様々な訓練期間の学科 があります。学科により、訓練期間は異なりますが、28年度は、修了生は全員就職しています。

「インタビュー1 宮本幸喜(ミヤモト コウキ)-副参事兼教頭」

職業訓練という言葉を使っていますけど、手に技術と技能を身につけて、就職をしてもらうということです。そのための勉強をするのがこの学校です。

津高等技術学校の学科のひとつに金属成形科(6か月間)があります。このコースは職業経験のない方または少ない方で、鉄工所や板金工場などへの就職を目標とするものです。

「インタビュー 平賀 匠(ヒラガ タクミ)-金属成形科指導員」

金属成形科というコースです。訓練時間・期間は6か月です。ここで主に学ぶのは溶接の技術です。そして、この4月から新しく少し変わりました。日本語の勉強も授業の中に取り組んでいます。もう一つは、新しい、さらに難しいライセンス・資格を目指しています。一つは玉掛け技能講習、それとフォークリフトの技能講習が新しく増えています。

質問:外国人卒業生は就職できていますか。

はい。日本の企業に正社員として入られている方がいます。それに、派遣会社で溶接されている方もたくさんいます。就職はほぼ100%の確率できています。

多くの外国人住民がこのコースを修了し、就業するために有効な資格を取得しました。

津高等技術学校には、金属成形科のほかにも、様々な学科があります。ものづくりを学ぶ5つの学科では毎年オープンキャンパスも行われており、興味のある方は学校内や実習設備を見学することができます。

  • 機械制御システム科
  • 自動車技術科
  • 電子制御情報科
  • メタルクラフト科
  • 建築施工科

「インタビュー2 宮本幸喜-副参事兼教頭」

五つの科(学科)があります。その中に「機械制御システム科」があります。鉄の板を削ったりしながら物の形にしていくというのが機械制御システム科です。そして、「自動車技術科」というのは車の整備をするための科です。「電子制御情報科」は電化製品にある電気の中の仕組みと電気の知識を身につけて、工場の中で物を動かしたり作ったりする仕事をしています。「メタルクラフト科」というのは鉄を曲げたり溶接したりくっつけたりしながら物の形を作っていくことです。最後に、「建築施工科」は建築・建物の設計をしながら物を作り上げていくということです。基本的には、モノづくりとしては家になります。この五つの科があります。

ほかにも、パソコンCAD、オフィスビジネス、介護福祉士養成など、様々な学科があります。津高等技術学校のウェブサイトで詳細を閲覧することができます。

専門的な技術や技能を持つ人材に対する社会のニーズは高く、それが修了生の高い就職率につながっています。津高等技術学校では、社会で必要とされる技術や技能を段階的に習得できるカリキュラムが設定されています。

「インタビュー3 宮本幸喜-副参事兼教頭」

当然、ここで目指しているのはスキルアップです。一番大事なことです。仕事をするにはこれからますます技能・技術をもってスキルアップするのは非常に大事なことです。

職業訓練を受けたい外国人住民も津高等技術学校のコースを申し込むことができます。

「インタビュー4 宮本幸喜-副参事兼教頭」

さっき言いましたように技能・技術は大切です。これから日本にも外国人の方々がたくさんお見えになって、たくさんの労働者の方も必要になりますから、こういう科(学科)を参考にして、日本の地で頑張って仕事してほしいと思います。

三重県立津高等技術学校のサイトには各コースの詳細、申し込みに関する情報、オープンキャンパスの日程などが掲載されていますので、一度ご覧ください。

 

Link: http://www.tcp-ip.or.jp/~tsutech/

(日本語のみ)

平成29年度 医療通訳育成研修の受講者を募集します

2017/06/05 Monday 教育, 教育

平成29年度 医療通訳育成研修の受講者を募集します

県内で増加を続ける外国人住民が抱える課題のひとつに医療の問題があります。異なる言語や医療文化のため、外国人患者は医療機関にかかることに不安を感じ、また、医療機関側は外国人患者の対応に苦慮しています。

そこで、外国人患者と医療従事者のコミュニケーションを手助けする医療通訳者を育成するため、医療通訳に求められる知識、技術、倫理等を実践的に学ぶ研修会を開催します。

 

1 対象言語 

ポルトガル語、スペイン語、フィリピノ語、中国語

 

2 受講対象者 次の条件を満たす方

・対象言語のいずれかと日本語の両方が、高度な会話ができるレベルにある方(日本語

を母語としない方は日本語能力検定N2以上、対象言語を母語としない方は、それに相当するレベル)

・県内で平日に医療通訳として活動できる方

・全5回の研修に参加できる方

・研修終了後、公益財団法人三重県国際交流財団等の医療通訳として登録できる方

 

3 募集人数 

60名(各言語15名程度)※先着順

 

4 開催日時(各言語共通)

第1回 6月25日(日) 13:30~16:30

第2回 7月23日(日) 10:00~16:15

第3回 8月27日(日) 10:00~16:15

第4回 9月24日(日) 10:00~16:15

第5回 10月中旬(日程未定) 2時間

※正午~13時は休憩時間とします

 

5 会場 

第1回   アストプラザ研修室A(津市羽所町700番地アスト津4階)

第2~4回 アストプラザ会議室1・2・3・4(予定)

第5回   桑名、四日市、鈴鹿、津、松阪市内の医療機関、または保健センター

 

6 内容 

講義(専門用語、医療の基礎知識等)、模擬通訳、ワークショップ、実地研修

 

7 受講料 無料

 

8 応募方法

申込書に必要事項を記入し、2017年6月22日(木)までに、メール、FAX、 郵便、または電話にてお申し込みください。

 

  •  募集案内兼申込書(日本語のみ)はこちらからダウンロードできます。

http://www.mief.or.jp/jp/iryou_file/29iryoukenshu_chirashi.pdf

 

9 お問い合わせ・お申し込み先 

公益財団法人三重県国際交流財団

住所 〒514-0009 津市羽所町700番地アスト津3階

TEL  059-223-5006  FAX  059-223-5007 E-mail  mief@mief.or.jp