本年10月1日現在で全国いっせいに国勢調査が行われます。

国勢調査は、5年ごとに行われるもので、日本にふだん住んでいる外国人の方も含め、日本国内にふだん住んでいるすべての人を対象にしています。この調査は、「統計法」という法律に基づいて実施されるもので、調査票に記入して提出する報告の義務が定められています。

調査の内容は、世帯員や世帯について調べるもので、氏名、性別、出生年月、国籍、仕事の種類や住居の種類など、合わせて１７項目です。

本年9月上旬から、国勢調査員がみなさんのお宅を訪問し調査票をお渡します。その後、10月に入ると調査票の確認・回収のために再度お宅を訪問します。なお、今回から日本語、英語によるインターネット回答が出来るようになりましたので、パソコンやスマートフォンで回答していただくことも出来ます。

この国勢調査員は非常勤の国家公務員で、写真入りの調査員証や腕章を身につけていますので、訪問の際に国勢調査の調査員であることを確認していただくことができます。

調査票は、みなさん自身が封をして提出することも出来ます。その場合、回収にきた調査員がその中味を見ることは絶対にありません。なお、郵送による提出も出来ます。調査員に渡したくない場合は、郵送用封筒を使って直接国の設けた私書箱あてに送ることも出来ます。

みなさんが調査票で回答いただいた内容は、統計の作成・分析の目的にのみ使用され、外部に出されることは一切ありません（出入国管理・課税または取り締まりのデータとして使用されることなどは絶対にありません）ので、安心してご回答ください。

調査結果は、福祉施策、雇用対策や防災対策などに幅広く利用され、みなさんの暮らしやすい社会を築くため欠くことのできないものになっています。

２０１５年国勢調査にみなさんのご理解とご回答をお願いします。