ブラジルへ移住した方々が歴史を語る資料を寄贈しました ブラジルへ移住した一家族が三重県に歴史のある資料を寄贈しました Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp 2014/07/11 Friday お知らせ http://mieinfo.com/videos/2014/07/30-06%20imigrantes-brasil-jp.mp4 ブラジルで生まれ幼少期を過ごした後、日本に戻り、現在三重県内に住んでいる日本人姉妹が、ブラジルに移住した日本人がどのような生活を送っていたかがわかる当時の写真や資料などを三重県に寄贈しました。 語っていただいた様子を撮影した映像は、三重県総合博物館(MieMu)の収蔵品に加わります。この3姉妹はブラジルで生まれ、70年前、まだ幼い頃に日本に来られました。ブラジルで生活していた頃のことを教えていただきました。 この3姉妹のご両親は日本を出発してからブラジルのサントス港に到着し、その後サンパウロ州のバストス市に住むようになりました。農業で生計を立て、畑でつくったものを主な食料として生活していました。 「お父さんとお母さんは畑で、綿やコーヒーやサトウキビなどをつくっていました。専用の機械でサトウキビを絞って、しぼり汁を煮詰めて砂糖をつくっていました。コーヒーの実がなっているのを棒でたたいて下に落として、豆を集めて、運動場のような広いところに広げて乾かしていました。」 ブラジルで生活していた頃の自然や果物などを懐かしく思っています。 「水がきれいで、川辺に行くと涼しかったです。その周辺には家も何もなくて、ただ川と原始林があって、木がたくさん生えていて、そこでは猿が渡り歩いていました。そこまで洗濯をしに行かないといけませんでした。そのあたりは自分たちの家族の土地だったので、果物を取ってきたりしていました。」 ブラジルで暮らしていた時は日本人学校に通っていて、日本へ来た当時、長女は10歳くらいでした。日本での生活に慣れるまで、大変だったそうです。 「しばらくは慣れなかったです。なぜか注目されていました。こども心でもわかりました。日本の1,2年生でも、先生が私たちのことをみんなの前で紹介する時に、名前やブラジルから引っ越してきたことを紹介されると、珍しがられてすごく注目されて、それが恥ずかしかったです。 よくアメリカから来た子と言われたり、子どもから大人まで、みんなの注目の的になっていました。」 この明るい3姉妹が、もうポルトガル語が思い出せなくても、最後に短いメッセージを残してくれました。 「オブリガード!オブリガード!オブリガード!」 昔、多くの日本人が豊かな生活を目指してブラジルに渡っていきましたが、その歴史を実際に語る資料は少ないです。今回は、自分たちが経験してきたことが資料となって皆さんの役に立てることをうれしく思って、そしてブラジルでの70年前の生活に感謝を込めて「ありがとう!ありがとう!ありがとう!」とお礼の言葉をくださいました。 その逆に、こんな貴重な経験を教えてもらって感謝します。このような経験を今の若者にも知ってもらい、どの国のルーツを持っていようと、自分のことを誇りに思って、みんなと仲良く、幸せな生活が送れるということを実感してほしいです。 Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp « 震度と揺れ等の状況(概要) (2014年7月)県営住宅の定期募集について » ↑↑ 次の情報 ↑↑ 震度と揺れ等の状況(概要) 2014/07/11 Friday お知らせ 震度と揺れ等の状況(概要) Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp 震度と揺れ等の状況(概要) 震度0 - 人は揺れを感じない。 震度1 - 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。 震度2 - 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。 震度3 - 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。 震度4 - ほとんどの人が驚く。 - 電灯などのつり下げ物は大きく揺れる。 - 座りの悪い置物が、倒れることがある。 震度5 弱 - 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。 - 棚にある食器類や本が落ちることがある。 - 固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。 震度5 強 - 物につかまらないと歩くことが難しい。 - 棚にある食器類や本で落ちるものが多くなる。 - 固定していない家具が倒れることがある。 - 補強されていないブロック塀が崩れることがある。 震度6 弱 - 立っていることが困難になる。 - 固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある。 - 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。 - 耐震性の低い木造建物は、瓦が落下したり、建物が傾いたりすることがある。倒れるものもある。 震度6 強 - はわないと動くことができない。飛ばされることもある。 - 固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。 - 耐震性の低い木造建物は、傾くものや、倒れるものが多くなる。 - 大きな地割れが生じたり、大規模な地すべりや山体の崩壊が発生することがある。 震度7 -耐震性の低い木造建物は、傾くものや、倒れるものがさらに多くなる。 -耐震性の高い木造建物でも、まれに傾くことがある。 -耐震性の低い鉄筋コンクリート造の建物では、倒れるものが多くなる。 写真字幕: 耐震性が高い 写真字幕: 耐震性が低い 地震が起きたら あわてず、まず身の安全を!! 緊急地震速報を見聞きしたら – 頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難 – あわてて外に飛び出さない(落下物や車が危険) – 揺れがおさまってから、あわてず火の始末 – あわてた行動、けがのもと – 運転中は、ハザードランプを点灯し、緩やかに減速 – 近づくな、門や塀、自動販売機やビルのそば – 海岸でぐらっときたら高台へ 家屋の耐震化や家具の固定など、 日頃から地震に備えましょう!! PDF Download: 震度と揺れ等の状況(概要).PDF Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp