児童生徒の特別支援事業 - エスペランサ

地域社会を支える三重県内の組織の紹介-NPO法人 交流ネット(エスペランサ)

2014/11/07 金曜日 ピックアップ, 教育, 教育

JP2日本の学校には、障がいを持つ児童生徒のための特別支援学級があります。しかし、放課後は、子どもたちが学校から帰宅しても多くの保護者は仕事に出ているため、子どもたちに必要な支援を行うことが困難です。

障がいを持つ子どもたちを支援するために、NPO法人 交流ネットは、児童発達支援・放課後デイサービス事業「エスペランサ」を立ち上げました。現在、エスペランサは自閉症などの発達障がいを持つ子どもたちを支えています。

舩津丸 謙一さん(NPO交流ネット)のインタビュー

Q. エスペランサを立ち上げたきっかけを教えてください。Image5

「2年前に、笹川の方から障がい児童が多くいるということを聞いて、うちの理事が、その子どもたちのための事業をやったらどうかと提案しました。それで調べたら、やはり本当に必要だと思い、日本ではそういう例が無いので、交流ネットでやるべきだと思いまして、計画して2年前に始めました。」

Q. 受け入れている年齢層と支援を受けるための条件を教えてください。

「放課後デイサービスと児童発達支援は、0歳から18歳まで利用できます。障がいを持つことを証明する受給者証を交付してもらうか、児童相談所に行って相談を受けていただけば利用可能になります。」

Q. 現在在籍している子どもたちの国籍と、エスペランサに関する情報や登録を希望する方のための連絡先を教えていただけますか。

「今こちらでは、日本人の方と、ブラジル人の方と、ペルー人の方とボリビア人の方が利用しています。国籍は問わず、誰でも利用できる施設になっています。
児童相談所や市役所に行っていただけば、こちらの電話番号を調べることはできると思います。」

エスペランサの責任者が、提供しているサービス、直面している困難、施設のサービスを利用し始めてからの子どもたちの進歩について話してくださいました。

Image8宮野 マルリさん(NPO交流ネット・エスペランサ事業所)のインタビュー

Q. エスペランサが始まった時期と、活動に当たって困難なことについて教えください。

「今年で2年目、2012年の7月から始めました。当初は非常に難しく、やはり特別な事情を抱えている子どもと関わり合うことは簡単なことではありませんでした。子どもたちと日々を過ごして行く中で、毎日何か新しいことを学ばせられます。話せなかったり、自分の気持ちを表現できなかったり、予想のできない行動に出る子どもたちです。

他人に理解されないような行動を通して、子どもたちは痛みなど、何かを伝えようとします。そういう部分は私たちにとって非常に難しいと言えます。

自閉症を含めた重い障がいを抱える子どもは簡単に抑えられません。しかし、時と共に経験を得ていくため、非常にやりがいのある仕事だと思います。」

Q.この事業の進歩について教えてくださいesperanca

「子どもたちは全員良くなったと言えます。重度の自閉症の子どもたちは暴れたり、自分を引っ掻いたり、髪を引っ張ったりなどしていて、、当初はどう対応したらいいか、非常に難しい状況でした。わたしたちにはこのスペースしかなくて、このスペースはみんなのものです。子どもたちはそれに適応し始めました。それから仲良くなりました。

また、子どもたちの教育もしています。彼らに良い教育を与えられるように全力を尽くしています。

子どもたちは非常に良い方向に発達していると思っています。特に行動や態度の面では、子どもたちを見ても、彼らがそこまで重い障がいを抱えているという風には見えません。」

JP1利用者の保護者のインタビュー

「私やほかの親にとっても、すごく助かっています。職員は相談に乗ってくれたり、助けてくれています。障がいを抱えている子どもを持つ親としてはとてもいいと言えます。子どもたちの世話をするだけではなく、社会の受け入れまでサポートしてくれます。息子の日常生活のためになることをよくしてくれるので、笹川地域にエスペランサがあることにとても感謝しています。」

障がいを持つ子こどもの多くの親や保護者は、どこで支援を受けられるか、相談できる場所すら分からないまま過ごしています。NPO法人 交流ネットのエスペランサは、子どもたちの支援だけではなく、保護者の支援も行っています。

このような事業は多くの家族を支えるだけではなく、支援制度に関する情報提供したり、障がい者を日本社会の受け入れをサポートしたりしています。

[防災講座] 南海トラフ地震について

2014/11/07 金曜日 ピックアップ, 教育, 教育

[防災講座] 南海トラフ地震について

Image41944(昭和19)年12月7日、熊野灘を震源とする「東南海地震 (マグニチユ一ド7.9)」が発生。はげしい揺れとともに、地震発生後短時間で熊野灘沿岸部を中心とした市町村に最大9mの大津波が襲いかかり、甚大な被害をおよぼしました。

そして、いま再び恐ろしい巨大地震が三重県を襲おうとしています。

地震や津波を十分に理解して正しい知職を身につけておきましょう。

「南海トラフ地震」について Image2

駿河湾から静岡県の御前崎沖まで南下し、そこから南西へ向かって和歌山県の潮岬沖、高知県の室戸岬沖を通って九州沖に達する、海底の深い溝(トラフ)を南海トラフといいます。そこが震源となって起こる巨大な地震が「南海トラフ地震」と呼ばれ、近い将来の発生が危惧されています。

地震発生確率と地震規模(マグニチュード)

●南海トラフ地震 ・・・・・・今後30年以内に70%程度  マグニチュード8~9クラス
(地震調査研究推進本部(文部科学省))

過去概ね100年から150年間隔でこの地域を襲い、揺れと津波で本県に甚大な被害をもたらしてきた、歴史的に起こりうることが実証されている規模の地震(過去最大クラス)が南海トラフ沿いで発生した場合、

志摩市、南伊勢町、熊野市、御浜町では震度7、中勢地域、伊勢志摩地域、東紀州地域を中心に震度6弱から6強の揺れが想定されています。

また、県内沿岸で広範にわたって高さ数m、場所によっては10mを超える大津波が到達することも想定されています。

三重県の被害想定Image6

三重県の被害想定では、南海トラフ地震が発生した場合、最悪の場合には、揺れによって約9,200人が、津波によって約42,000人もの方が亡くなると予測されています。

津波から命を守るためには、海の近くや低い場所にいるときに地震を感じたら、揺れが小さくても、長く続いた場合には、すぐに高台へ避難することが必要です。

津波のスピードはとても速いので津波が海岸からやってくるのを見てから避難を始めたのでは間に合いません。

事前に、市町が作成しているハザードマップなどで、津波が予想される地域や避難所までの避難経路を確認しておくことが大切です。

Image1津波に巻き込まれれば、その勢いにはなすすべもありません。たとえ数十cmの津波であったとしても、少しでも早く高いところへ逃げることが命を守ることになります。

*このビデオは、三重県防災対策部が作成した「三重県防災ガイドブック」及び「地震被害想定調査結果(リスク関係)の概要について」等を基に作成しました。