MieMu 第13回企画展 MieMu第13回企画展「The Ninja~忍者ってナンジャ⁉~」開催について Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp 2016/10/27 Thursday イベント写真, 文化・レジャー 「The Ninja ~忍者ってナンジャ!?~」が開催されます 「忍者(NINJA)」は、世界で共通するクールジャパンの代表格として、ドラマやアニメで誰もが知る人気コンテンツですが、実在した忍者はいまだ謎に満ちています。近年、科学的研究によって、忍者が自然や社会に対する多様な実践的知識の蓄積であることがあきらかになってきました。さまざまな体験を交えながら、わかりやすく忍者の技術や身体能力、知恵に迫ります。ぜひ、みなさんでお越しください。 1 企画展の概要 期 間:平成28年10月25日(火曜日)から平成29年1月9日(月曜日)まで ※休館日:毎週月曜日(その日が祝・休日のときはその翌日を振替休館) 年末年始(12月29日~1月3日) 開催時間:午前9時から午後5時まで(土日祝は午後7時まで)(入場は閉場の30分前まで) 会 場:三重県総合博物館(MieMu)3階 企画展示室(津市一身田上津部田3060) 観 覧 料:一般800円、学生480円、高校生以下無料 (基本展示の観覧は別途料金が必要) 内容 STAGE1「体を鍛えよ」 古武術として現代にも伝わる忍者の効率的な動きや、口伝や忍術書で伝わる忍者の修行法を紹介。全ての修行を体験し、体を鍛えよう! STAGE2「技を極めよ」 手裏剣、忍び刀、隠し武器、水器、投器、開器(壊器)、火器などの忍者道具・食・薬をはじめ、忍者の知識や技を科学的に学ぼう! STAGE3「心をみがけ」 最大限の力を発揮するための忍者の精神コントロール術を実際に体験してみよう! 2 関連イベント:企画展開催期間中に下記のようなイベントも実施されます。 NINJA DAY 11月3日(木・祝) 講演会「忍者の歴史」 11月5日(土) NINJAトークショー「語り合う忍者・忍術―史実と伝承のあいだ―」 11月23日(水・祝) 忍者子ども向けワークショップ 11月13日(日) 子ども忍者衣装体験 11月5日(土)/11月6日(日)/1月7日(土)/1月9日(月・祝) ギャラリートーク 10月29日(土)/11月19日(土)/12月24日(土)/1月8日(日) ※(1)~(4)は事前申込が必要です。 3 問合せ先 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田3060 三重県総合博物館(MieMu) URL:http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/ E-mail:MieMu@pref.mie.jp 電話 059-228-2283 FAX 059-229-8310 Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp « 多文化共生社会に向けて地域社会で活動している団体・外国人住民 多文化共生理解イベント Hand in Hand 2016 » ↑↑ 次の情報 ↑↑ 多文化共生社会に向けて地域社会で活動している団体・外国人住民 2016/10/27 Thursday イベント写真, 文化・レジャー 鈴鹿市と津市における取り組みの紹介 Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp 三重県には多くの外国人が定住しており、職場、地域、学校など、さまざまな場所で活動しています。 統計調査によると、三重県には41,625人の外国人住民がいます(2015年12月31日のデータ)。国籍別ではブラジル国籍が最も多く、次いで中国とフィリピンとなっています。 外国人住民の中には、さまざまな行事や活動に積極的に参加している人たちがいます。 鈴鹿市内では日系ブラジル人の林マチコさんが9年前からボランティア活動をしています。市内の牧田地区地域づくり協議会の役員を務め、地域住民のために積極的に活動をしています。 1.地域で主に活動している行事を教えてください。 「この鈴鹿の地区には沢山の行事があります。この10月には弁天山祭りがありまして、鈴鹿ハンターで開催されます。 毎年4月にはわいわい春祭りがあります。このイベントでは日本に関する知識を広める活動を行います。例えば、外国籍の子どもの多くは日本の遊びのことを知らないことが多いので、日本の遊びやおもちゃを紹介しています。 今年は残念ながら開催できなかったのですが、毎年8月に開催していた行事に筏流しがあります。鈴鹿川のある場所で発砲スチロールやペットボトルなどで筏を作ります。出来上がった筏を外国人や日本人の参加者が一緒になって流し、楽しみます。 定例会が毎月四週目の水曜日に開催されて、これのイベントについて話し合いをします。地域の行事やほかの会場で開催されるイベントについても、ボランティアとして参加できるかどうか、話し合ったりします。」 2.このような行事に協力する理由は何ですか。 「友達づくりが大好きだから、いつも参加しています。日本人、ブラジル人、ペルー人他、外国人全般と友達になりたいです。わたしが住んでいる地域の日本人の方は皆親切ですので、いつも参加しています。いつも挨拶してくれたり、話してくれたりします。スーパーやショッピングモールで偶然会っても、挨拶してくれ、声をかけてくれます。こういった友情関係や絆が私にとって、大切なものです。」 3.他の外国人住民に参加することをお勧めしますか。 「お勧めします。なぜなら、日本人の方と友達になるのはとても良いことだからです。お互いの知識を分かちあうことができます。例えば、私からはブラジル料理やポルトガル語の単語を教えたり、相手からもいろいろなことを教わることができます。このお互いに分かち合うことが何より素晴らしいです。この友情関係と絆からが最大の宝だと思います。」 この地区協議会の副会長の中川悟さんにお話を伺いました。 1.牧田地区での取り組みについて説明してください。 「牧田地区の地域づくり協議会というところで多文化共生というグループがありまして、そこで林マチコさんが委員長をしていただいています。そこでいろんな地域交流の部分があるんですけれども、それの柱になっていただいて、日本の人、日本の子どもさん、それと外国の方という部分のパイプ役をしていただいているのが、マチコさんの活動です。」 2.PRできることがあればしてください。 「私の地域づくり協議会というよりも、林マチコさんが多文化共生という委員長をしていただくことによって牧田地区の外国の方は気軽に街で、道にあっても声をかけあったり、やはり挨拶ができるというのは『あの人は誰だろう』というのはないです。それで『あの人はどこどこの、だれだれさんだ』というは反対に安心感を持って、両方が話し合いしていますので、やっぱり私たちは『何』と言ったら、声を掛け合うこと、知らない顔をしないことをモットーにやっています。」 次に津市内で外国人住民が日本語を学ぶための「がんばる会」というグループを紹介します。このグループは二人のブラジル人が力を合わせて設立しました。その一人の田中レオニセさんを紹介します。ブラジル人やその他の外国人住民を励ましながら2005年から毎週活動しています。特に日本が不況になった2008年、日本語ができると就職に有利なことに外国人住民が気づき、日本語を学ぶために多くの人がこの日本語教室を訪ねてくるようになりました。 「10から11年前にその友達から連絡をもらった当時には、この高茶屋地区に住んでいたブラジル人たちと日本人の方の間でゴミなどのことでトラブルが起きていたと聞きました。よく考えてみたら、自分が日本に来た当時、日本のことを何も知らずに、誰ともコミュニケーションが取れず、文化や習慣も理解せずに苦労した経験を活かせば、誰かのために役に立てるかもしれないと思いました。これで日本語教室を始めました。」 1.日本語のレッスンの様子を教えてください。(日常的にレッスン中に質問ことについて) 「この教室では決まった教材はありません、そういうスタイルで進めていません。教室をスタートした当時は通っていたのはブラジル人のみで、彼らは日本人との会話の仕方を学習することを希望していました。習いたいことを教えるのがこの教室の方式で、これが他の日本語教室との違いだと思います。 10年前には学校で働く通訳者が少なく、多くの外国人は届いたお便りの理解ができなくて困っていました。勿論、市役所などから届いた手紙の内容もわからないままでした。届いた手紙を日本語教室にもって来れば、私たちは一緒に解決をしていました。現在は履歴書の書き方まで教えています。暮らしている国の文化や習慣について知ることによって、暮らしがもっと楽になると私たちは信じています。」 2.外国人住民が地域の行事に参加することは大切と思いますか。 「とても大切と思います。でも、日本在住の外国人はどんな暮らしをしているかは私たちなら知っていますね。勤務時間が長いため、イベントなどにはなかなか参加できませんが、土日に開催されるイベントもあります。参加することが出来れば参加したほうがいいと思います。手伝ったりする必要はないので、参加することだけでもとても大切なことだと思います。知らないことがあるなら、それについての知識を求めて得ることが私のモットーです。知識を得ることによって皆の暮らしがよりよくなると思います。」 日本語教室に通っている外国人住民は日本人のボランティアさんに教えてもらって言葉を学んでいます。がんばる会のコーディネーターを務めているのは外岡先生です。 「津市は凄く外国の人が多いまちです。外国の人たちが日本人と一緒に楽しくここで暮らしていくためには外国の人も、それから日本の人もお互いのことを理解する場所が必要だという風に思っています。」 – 日本の社会として外国人へのボランティア活動は大切ですか。 「それは凄く大事だと思います。一緒に暮らしていくためには外国の人たちがどんなことに困っているのとか、日本の社会の中で安心して暮らすためにどんな手助けがいるのかということは日本人も知らなくてはいけません。日本人がそのことを知る場所でもあるんです。このがんばる会で今日もたくさんの日本人がボランティアとして協力してもらっていますけど、あの中でその人たちがいっぱいいろんなことを知ってからまた仲間に伝えてくれる、だから皆が安心できる場所ができる、そのことは凄く大切だと思います。」 日本で暮らしている外国人住民も社会の構成員であり、地域住民の一員です。地域の行事を運営するボランティアグループなどに参加、協力したりすることで交流ができるチャンスも増え、相互理解の促進と多文化共生社会づくりにつながります。 住んでいる市町のボランティア活動や行事に参加してみませんか。きっと新しい出会いが生まれるでしょう。また、そういった行動が日本人住民と外国人住民の両方にとって、暮らしやすい環境作りの手助けにもなるはずです。 Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp