外国人住民を対象とした防災訓練

2012年8月18日(土)に伊勢市で「外国人住民を対象とした防災訓練」が開催されました

2012/09/14 Friday お知らせ

三重県の主催で、外国人住民対象の防災訓練が伊勢市で開催されました。この防災訓練には、他県からの参加者も含めたくさんの方々が協力しました。

講座では、伊勢市の職員が、スライドショーを使って、地震が起きた時にとるべき行動や避難所に関する情報を提供しました。その他に、地震の注意報を知らせるために地域内に設置してあるスピーカーから流れる放送を聞かせてもらったり、テレビやラジオに流れる表示を見せてもらったりしました。

参加者は、災害時に配られる非常食の試食もしました。

岐阜県可児市から、多文化演劇ユニットMICHIが参加し、避難所体験ワークショップを行いました。本格的でインタラクティブなワークショップを通して、参加者は防災に関する知識を楽しく身につけることが出来ました。

まず、様々な合図に合わせて行動するゲームをしました。ゲーム感覚のトレーニングを通して、チームワークの大切さと取るべき行動について知ることが出来ました。最後には、サイレンや緊急地震速報の音が流れると、すぐに、全員が慌てずに「避難」できるようになりました。

 

次に、グループに分かれて、非常持ち出し品としてふさわしい物を考えるゲームを行いました。持ち出し品として欠かせない物が沢山ありました、その一つは「防寒シート」で、身体を寒さから守ることが出来ます。

[参加者がアイテムを選んでいる様子や防寒シートの映像 ]

家族によって状況が異なるということについても話していただきました。非常持ち出し品のアイテムは、各家族の特徴により、それぞれ違いがあります。共通して特に大切なものは、長期保存ができる食料品と3日分の水です。懐中電灯などは安全を確保するためのアイテムです。他に必要なアイテムとしては、薬品、ウェットティッシュ、タオルなどです。(詳しくは防災講座ビデオをご覧ください。)

この防災訓練では、参加者は楽しくてインタラクティブな訓練をしながら、皆で力を合わせて解決法を考えたりして、防災に関する知識を身につけることが出来ました。

各地域で防災訓練が行われる時は、皆さんも是非参加して、災害が起きた時の正しい行動について知識を身につけましょう。

多文化演劇ユニットMICHIの住吉エリオさんから、外国人住民の防災に関する知識を向上させる活動内容に関して、話していただきました。

「MICHIというグループは、体験型学習を専門的に行っています。このセミナーの主催者から、災害時の基本的な行動に関する知識を提供するように依頼されました。私たちが伝えたかった内容を伝えることが出来たと思います。外国人住民は、訓練出来る機会が少なく、今回のセミナーは、防災に関することを学べる、とても大切な機会だったと思います。」


三重県環境生活部多文化共生課の堀切 孝良さんから、この訓練の目的を話していただきました。

「今日の目的は、外国人住民の人に、地震が起こった時にどういったことをすればいいかということを勉強してもらうためにセミナーを開きました。もう一つの目的は、災害が起こった時に、外国人の人が避難所に逃げてきますから、逃げてきた外国人を助けるボランティアの人を研修するセミナーも開きました。

今日は、岐阜県可児市からMICHIというグループの人に来てもらって、音楽とか、体を使って、ゲームをしながら、楽しく研修することができて、参加者の人も凄く楽しそうにやっていました(この後を省略したいそうです)。」

 

参加者はこのセミナーを通して、様々なことを学ぶことが出来ました。学んだことを活かして、今後の防災に取り組んでいってくれると思います。

 [インタビュー1 ]

「このセミナーで、地震や津波が起こった時に、何をすればいいか、知ることが出来ました。以前は、何をすれば良いが分かりませんでしたが、これからは、自分の身を守ることが出来ます。」

 

[インタビュー2] 

「このセミナーは楽しかったです。この前、地震の体験もしましたが、地震の本当の怖さが、心から(省略しても大丈夫ですか?)分かりました。ゲームも楽しかったです。ゲームを通して、避難する時に必要な物やどのように避難すればいいか、いろいろ覚えました。大変嬉しいです。」

 

今回の防災訓練に、外国人住民が沢山参加していただいたことに関して、主催者の方々は大変喜んでいました。

[高橋伸行さんのインタビュー]

「三重県では4年目になりますが、毎年来ていらっしゃる方も居ますし、初めての方もいらっしゃいます。非常に前向きに取り組んでいただいて、楽しく過ごせたのではないか、と思います。ボランティアさんが前向きですので、凄くいい研修だったと思っております。」

[奥村恵美さんのインタビュー]

「今日は本当に沢山の人の協力をいただいて、無事に終えることが出来ました。本当にありがとうございました。

防災訓練の方では、本当に盛り上がり、皆で楽しくかつ素早く動くということを勉強しました。

サポーターの方には、地域の人が皆で協力して、外国人の方を災害時にどうサポートするかということを、学ぶ機会になりました。

これからも、外国人の方、日本人の方共に、地震、災害に備えて、いろんな活動をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。」

鈴鹿F1日本グランプリ イベント情報

2012/09/14 Friday お知らせ

2012年 鈴鹿F1日本グランプリ イベント情報

鈴鹿サーキットと地域が一体となって、さまざまなイベントを提供します!

 

墨のF1アート 垂井ひろし展

日時:9月29日(土)~10月7日(日) 10:00~22:00(最終日は19:00まで)

場所:イオンモール鈴鹿 専門店街1階 北コート

内容:鈴鹿墨を用いた墨のF1アーティスト垂井ひろし氏の作品を展示。『F1ドライバーズ顔展(かおてん)1987~』も同時開催!

9月29日(土)14:00からは、垂井氏のライブアートも開催決定!

 

F1映画祭

日時:10月4日(木)~7日(日) 各日19:00~

場所:ワーナー・マイカル・シネマズ鈴鹿

料金:500円(ミニポップコーン、鈴鹿F1協議会オリジナルポストカード付き)

内容:今年の上映映画は、昨年に引き続き『アイルトン・セナ~音速の彼方へ~』。まだ観ていない方はもちろん、昨年観た方も、年に一度は『セナ』を観ないとね!昼はF1、夜は映画をお楽しみください!

 

鈴鹿日本グランプリ地元前夜祭

日時:10月5日(金)16:00~20:00

場所:SUZUCOMIイベント広場(フレスポ鈴鹿内・鈴鹿市住吉町8947番地)

内容:第6回三重県ご当地グルメ大会、元F1ドライバー中島悟氏をはじめとするレース関係者トークショー、垂井ひろし氏ライブアートなどイベントが盛り沢山!F1観戦チケットがなくても参加OK!

 

三重県・5市1町 観光・物産PRブース

日時:10月5日(金)~7日(日)

場所:鈴鹿サーキット園地内

内容:三重県・5市1町(桑名市・四日市市・菰野町・鈴鹿市・亀山市・津市)の観光PRや物産販売、大人気アトラクション『プルバックカーGP』の他、地元のお得な情報を発信します!

 

鈴鹿日本グランプリ クリーンアップ大作戦

日時:10月8日(月・祝)8:00~9:30

場所:鈴鹿サーキット周辺

内容:ボランティアを募り、鈴鹿サーキット周辺の清掃活動を実施します!参加者には、鈴鹿F1協議会グッズのプレゼントや、当日の鈴鹿サーキットイベントへの招待入場等、特典も満載です!

 

レーシングカート体験~気分はF1ドライバー~

日時:10月8日(月・祝)9:00~12:30

場所:モーターランドSUZUKA(鈴鹿市三宅町3616)

料金:2,000円~

定員:先着40名様

内容:レーシングカートに乗って、レーサー気分を味わおう!練習走行にタイムアタック、時速100km/hの体感速度を体験してみてください!サプライズゲストのデモ走行やトークショーも開催予定。ただいま参加者募集中!

 

2012鈴鹿BOXKARTグランプリ

日時:10月8日(月・祝)10:30~15:30

場所:三重県営鈴鹿スポーツガーデン

内容:エンジンなどの動力を持たず、傾斜を利用して進む自作のカートを製作し、カートの完成度やユーモア溢れるパフォーマンス、レースタイム等を競います!グルメイベント『鈴カレーGP』も併催!

 

鈴鹿F1協議会参画5市1町の紹介

(桑名市、四日市市、菰野町、鈴鹿市、亀山市、津市)