[津]三重県立看護大学オープンキャンパス開催 

平成27年7月25日(土)に三重県立看護大学のオープンキャンパスが開催されます


大学受験を考えている方に、三重県立看護大学をより深く知っていただくため、大学紹介、模擬授業、看護体験などを行います。

日時 2015年7月25日(土) 10:00~13:30(受付 9:30~)
場所 三重県立看護大学(三重県津市夢が丘1-1-1)
※津駅西口から無料シャトルバスを運行します。
(詳しくは下記のホームページをご参照ください)

プログラム
〇個別相談会/入試や大学生活、奨学金についていろいろ質問してみよう!
〇看護体験/看護の仕事を体験しよう!先輩が丁寧に教えてくれるから安心してね。
〇模擬授業/大学の授業を体験しよう!どんな話が聞けるかな?
他にもナース服試着、学食体験、図書館・看護博物館見学、グッズ引換えスタンプラリーなど、イベントが盛りだくさん。

申し込み
事前のお申し込みをお願いしておりますが、当日参加も可能です。

【申込方法】
メール又はFAXで下記の事項を記入のうえ、お申し込みください。
(1)名前
(2)学校名、学年(社会人等の場合はその旨)
(3)無料バスの利用の有無(する/しない)
(4)同伴者の有無(いる(〇名)/いない)
(5)連絡先(電話番号又はメールアドレス)

【あて先】
三重県立看護大学 企画広報課
FAX:059-233-5666  E-Mail:oc@mcn.ac.jp

【申込締切】
平成27年7月17日(金)

※台風接近等による急な日程変更等については、三重県立看護大学ホームページにてお知らせしますので、ご確認ください。

ホームページ:http://www.mcn.ac.jp/examinee/opencampus

open campus-frente

 

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多文化共生のまちづくりの課題について

多文化共生な社会づくりの課題についてのパネルディスカッションが開催されました

多文化共生についてのパネルディスカッションが伊賀市で開催されました。パネリストの方々は「違いを力に変えて、多文化共生のまちづくり!」をテーマに議論しました。palestra

このパネルディスカッションでは、伊賀市内で良い結果が得られた多数の取り組みが発表されました。外国籍児童の支援をする指導員の導入や、市役所の相談窓口で対応する通訳者の設置等の紹介がありました。

田村輝之さんは、小田地区の自治会長をしていた当時の、催し物等の開催を通しての多文化共生推進について語ってくださいました。

Tamura.Teruyuki [前 小田地区住民自治協議会会長 田村輝之さん]

「自治会の立場では、自治会の行事にいかに外国人の方に参加いただくかということが大事だと思います。言葉の問題など沢山あるわけですけれども、それを払拭できるよう、行事などに一緒に参加いただくことで、心の交流ができます。」

田村さんが語った「心の交流」ということが、多文化共生に関する一番大切なポイントです。

インドネシア出身のマスヌン スマエディさんは、日本人の奥さんがいらっしゃいます。地域に馴染む努力について語っていただきました。

 [インドネシア出身 Masnun Sumaediさん]Masnun Sumaedi

「私は年上の友達の農業の手伝いをしています。インドネシア料理を作ったりして自分の国の文化を紹介しています。ブラジル人、ペルー人や日本人の方々と一緒にバーベキューやフットサルをしています。」

オチャンテ ロサさんは、外国人児童生徒巡回相談員をされていて、若者との関わりの経験が豊富です。オチャンテさんは、多言語での情報提供の必要性について語ってくださいました。

Ochante Rosa [外国人児童生徒巡回相談員 Ochante Muray Rosa Mercedes]

「伊賀市の場合だと、いろんなエスニック料理店があるんです。そこに日本語と外国語のメニューがあると、みんなが行けます。あとは、こういった多文化共生のセミナーも、多言語ならみんなが行けます。」

パネルディスカッションのコーディネーターを務めた船見和秀さんは、伊賀日本語の会のテクニカルアドバイザーです。パネルディスカッションのテーマが多文化共生だったので、船見さんには、多文化共生がうまくできている地域を築くためには、どんな課題があるかについて聞きました。

 [パネルディスカッションのコーディネーター 船見和秀さん]Funami Kazuhide

「積極的にこのような機会を見つけて話を聞きに来てくれる人というのは、割と意識の高い方だと思うのですが、それ以外の人に対してどう情報を発信していって、参加してもらえるのかということが課題です。みんなでつくってこその多文化共生のまちづくりだと思っています。」

多文化共生の地域づくりを進めるためには、子どもたちに対する多文化共生に関する教育が大切です。しっかりと教育を受けた若者たちは、将来、本格的な多文化共生社会を築き上げることができるでしょう。

[パネルディスカッションのコーディネーター 船見和秀さん]

「これからの日本や伊賀市をつくっていく子供たち、特に外国に繋がりを持つ子供たちが、この社会で活躍できるようなチャンスをつくっていく、あるいはそのチャンスを見せてあげる、具体的にやり方を示していくということを、これからも続けていきたいと思っています。」

多文化共生につながる活動を伊賀市で行ってみたい方を対象に、伊賀市は「多文化共生サポーター養成講座2015」を開催します。7月9日まで申し込みを受け付け中です。伊賀市役所市民生活課長 月井敦子さんから、この講座について教えていただきました。

Tsukii Atsuko[伊賀市役所市民生活課 課長 月井敦子さん]

「外国人の方と日本人がペアを組んで、その外国人の方の国の文化を紹介する『ボックス』というものを作ります。それを作ることによって、自分の国を見直したり、日本語があまりしゃべれない外国人の方も、日本人とコミュニケーションを取りながらそういうものを作っていきます。それを今度はサポーターとして、その二人が学校や地域へ行って実践する、サポーターとして役に立てるというものです。」

多文化共生社会の実現は簡単なことではありません。しかし、みんなが協力して、一つの目的のために行動することで、違いや壁を越えて、より良い社会を築くことができるでしょう。