災害時語学サポーター養成研修の受講者を募集します

災害時語学サポーター養成研修の受講者を募集します

2018/06/22 Friday 安全

避難所や大規模災害時に設置される多言語支援センター等において、災害情報等を翻訳・通訳し、外国人住民に「安心」を届ける大切な役割を果たす人材として、「災害時語学サポーター」を養成する研修を開催します。

  1. 日時

第1回:2018年7月8日(日) 10時から16時まで

第2回:2018年8月19日(日) 10時から16時まで

第3回:2018年9月9日(日) 10時から16時まで

  1. 場所

アストプラザ 研修室A、会議室1(津市羽所町700番地 アスト津4階)

地図情報:アスト津周辺地図

  1. 対象者 ※国籍は問いません。

・ポルトガル語、中国語、英語:

各言語において、通訳・翻訳ができる方

(目安として、ポルトガル語は中級以上、中国語はHSK4級以上、英語は英検2級以上)

・やさしい日本語:

防災関係者、災害時の外国人支援に関心のある方など

・全3回の研修と、2018年11月18日(日)の「災害時多言語支援センター設置・運営訓練」に参加できる方。

  1. 定員

60人(各言語15人程度)

  1. 受講料

無料

  1. 申込方法

所定の申込書に必要事項を記入し、E-mail、Fax、郵送で申し込んでください。

※チラシ・申込書はこちら(PDFファイル(932KB))

  1. 申込締切

平成30年7月4日(水)必着

※定員に達した場合、申込締切日前であっても募集を終了する場合があります。

  1. 問い合わせ先

公益財団法人三重県国際交流財団  担当:上原、猪狩(いかり)

(住所:〒514-0009 津市羽所町700番地 アスト津3階)

電話:059-223-5006(受付時間:平日9時から17時まで)

Fax: 059-223-5007

E-mail: mief@mief.or.jp

胃腸風邪(感染性胃腸炎)について

2018/06/22 Friday 安全

感染症の対処方法を知ろう

「胃腸風邪が流行しています」などのニュースを見たことがある人は多いと思いますが、みなさんは胃腸風邪のことを正しく理解していますか。

胃腸風邪は「感染性胃腸炎」という感染症です。感染者数は、例年11月上旬から増加し、12月にピークを迎えます。その後、一旦減少しますが、1~3月に再度増加し、その後徐々に減少していきます。

冬季はノロウイルスやアデノウイルス、春~初夏はロタウイルスによる感染が多くなります。また、腸炎ビブリオなど細菌性のものや、いわゆる食中毒によるものが夏期の胃腸炎の原因です。

このように、胃腸炎は年間を通して発生しています。今回、胃腸炎の症状や感染経路について知り、予防を心がけましょう。

主な症状

腹痛、下痢、おう吐、軽い発熱等が特徴的な症状です。通常は数日~1週間程度で回復します。しかし、症状がひどい場合、脱水症状を起こしたり、回復に1週間以上かかることもあります。

症状が治りくい場合は、医療機関に行き診察をうけましょう。

感染経路

感染性胃腸炎は、ほとんどの場合、患者との接触 (便、吐物など)や、汚染された水、食品によって、経口的にウイルスや細菌が体の中に入ってくることで感染します。

予防方法

家庭においては、次の点に注意し、予防を心がけてください。

  1. 手洗い
  • 調理前後、食事前、トイレの後、おむつ交換後などには、石けんを使って流水で手をしっかりと洗いましょう。
  • 家庭内に感染者がいる場合は、手洗い後のタオルなどは共用せず、別のものを使いましょう。

  1. 感染した人の汚物(おう吐物や便)処理時の注意点
  • マスクや使い捨て手袋を着用し、直接汚物に触れないようにしましょう。
  • 窓を開けるなど換気を心がけましょう。
  • おう吐物などで汚れた床を拭く場合は、次亜塩素酸ナトリウムの塩素系消毒剤や家庭用塩素系漂白剤(塩素濃度0.02%で薄めたもの)で拭き、消毒しましょう。
  • 拭き取ったぞうきんやペーパータオルは、ビニール袋に入れ密閉消毒し、捨てましょう。

  1. 食品、調理器具の加熱
  • 食品は十分に加熱して中心部まで火を通すようにしましょう。
  • 調理に使ったまな板や包丁は、すぐに熱湯で洗いましょう。

  1. 予防接種
  • ロタウイルスは乳児を対象に任意で予防接種を受けることができます。

胃腸炎は感染してしまうと、つらい症状が長く続きます。治療は、対症療法(病気の原因を直接取り除くのではなく,細菌やウイルスの排出を促したりすることで、症状を和らげたり,なくしたりすること)になることが多く、回復するには時間がかかります。そのため、予防することが最も重要になります。自分自身を含め、家族を守るためにも、ぜひ今回の情報をお役立てください。

 

*参考*(日本語のみ)

http://www.kenkou.pref.mie.jp/topic/ityou/ityou.htm

http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0014900034.htm

http://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1509495290979/index.html