MieMuを知ろう・三重県総合博物館

[三重を知ろう」MieMuを知ろう・三重県総合博物館


Image6MieMu ・三重県総合博物館は、三重県の自然、歴史、文化に関する様々資料を収蔵している魅力的な総合博物館です。

興味深い展示と先進的な建物が来場者を魅了するMieMuの主な展示エリアを見てみましょう。

(三重県総合博物館 中村千恵さんのインタビュー)

こちらが「ミエゾウ」です。ミエゾウは三重県内で初めて化石が発見されたので、ミエゾウという名前が付けられています。学名の中にも「ステゴドン・ミエンシス」というように、三重の名前が入っています。肩までの高さが4m、牙から尻尾までで全長8mという大きさで、日本で生きていた昔のゾウの中では、一番大きいと言われています。MieMuでは、この全身骨格標本が、日本で初めて展示されています。ぜひ見に来てくださいね。

<こども体験展示室>Image3

こちらは「こども体験展示室」です。この後ろのコーナーで、いろんな生き物や三重の身近な文化を探しながら、楽しんで遊ぶことができます。その他にも、こういった蝶々になりきってみるセット等もあるので、楽しみながら、みんなで三重の身近な自然を探検してみてくださいね。

<基本展示室>

こちらは「基本展示室」です。この基本展示室のテーマは、「三重の多様性の力」と言います。このように、三重県には、多様な文化や自然がたくさんあります。

このコーナーには、実際に触ってみることができる県産材の模型を置いています。こちらで、三重の高い山や深い海を実感してみてください。その他に、こちらでは三重の多様な魅力を、写真や映像で紹介しています。それでは奥へ進んでみましょう。

Image4入って頂いてこちらの最初のコーナーでは、日本列島ができる頃の、とても昔の三重を紹介しています。

こちらでは、鳥羽で見つかったトバリュウという恐竜や、ミエゾウなどの展示をご覧いただくことができます。

さらに奥に進んでいただくと、三重の多様な自然や文化が、この一部屋の中に凝縮されています。自然がぐるりと周りを取り囲むようにして、さらにその中に文化、その中で育まれてきた歴史を、まるごとこの中で体感することができます。

このコーナーでは、「伊勢参り」の展示をしています。伊勢参りと言うのは、江戸時代に爆発的に流行したもので、このコーナーでは、その頃の時代を展示しています。

三重県には伊勢神宮がありますが、江戸時代には、日本全国から伊勢神宮へお参りする人が殺到したと言われています。Image8

そして、こちらをご覧ください。こちらの大きな模型は、「御師屋敷」というお屋敷の模型です。御師屋敷の「御師」というのは伊勢神宮に仕えていた下級の神官で、日本全国へお札を配り歩いたり、このお屋敷に伊勢神宮へやってきた人々をお招きして、おもてなしをするような役割を担っていました。この模型でも、たくさんの人が行き交っているのをご覧いただけます。この模型の中では、実際に御神楽、お祭りをあげているところや、豪華なお食事を召し上がっている場面が再現されています。とても細かく表現されていて、江戸時代の賑わいを、じっくりご覧いただくことができると思いますので、ぜひみなさん、注目してご覧ください。

この基本展示室の中には、こういったタッチパネルがいくつか置かれています。この中では、こうした展示の情報をさらに詳しく知ることができるようになっています。このように、三重の大地の成り立ちのコーナーでは、それぞれの地形についてさらに詳しく知ることができます。例えば、このように押していただくと、トバリュウの大腿骨について、さらに詳しくご覧いただくことができます。このように、大きくして細部をみることもできるんですよ。

こちらの携帯端末では、5ヶ国語の説明を聴くことができます。展示室の中には、このようなマークがついているところがあるので、この端末をこのようにかざしていただきます。そうすると、このように音声が流れる仕組みになっています。

<企画展示室>

こちらが「企画展示室」です。企画展示室では、一ヶ月ぐらいの間隔で展示がどんどん変わっていきます。今年は、夏にミエゾウの展覧会もありますよ。その他にも、歴史の展示や自然の展示、いろいろな展示がこの中でご覧いただけます。ぜひ新しい展示に変わる度に、見に来てみてくださいね。

Image7<オオサンショウウオ飼育水槽>

こちらが、オオサンショウウオの飼育水槽です。こちらで、実際に生きているオオサンショウウオを見ていただくことができます。こちらでも、詳しい解説がご覧いただけます。ここで飼っているオオサンショウウオは、「サンちゃん」という名前でみんなに呼ばれています。このサンちゃんは、体長が114cmもある、とても大きなオオサンショウウオです。ぜひみなさん、サンちゃんに会いに来てくださいね。

<ミュージアム・フィールド>Image5

こちらがMieMuの「ミュージアムフィールド」です。 とても眺めがいいフィールドになっていて、すごく緑がきれいです。特にこの季節は、色々な昆虫や植物が元気になってくる時期です。このフィールドの中では、様々な生き物を見ることができます。さらに、あちらの方に見える石のベンチには、実は三重県で採れた石が使ってあります。このフィールドも、実は展示のひとつなんですよ。さらに、この木がうっそうと茂っているようなところでは、たくさんの昆虫が捕れます。ぜひ中を探検してみて、昆虫を探してみてください。

MieMu・三重総合博物館の来館者は、資料の多さと充実した施設・設備に魅了されます。

(エスコーラ・アレグリア・デ・サベール教師のインタビュー)

生徒たちを連れて来ることができて、非常に嬉しいと思っています。教室から飛び出し、教科書から離れ、生徒たちに間近で三重総合博物館の展示物や資料を見学させることは、本当に良いことです。

また、三重総合博物館は外国人にも対応している点も面白いと思いました。パンフレットだけではなく、携帯端末でポルトガル語音声の情報を聴くことができるため、生徒たちも楽しみ、喜んでいます。

(エスコーラ・アレグリア・デ・サベール学生のインタビュー)

一番気に入ったのは、靴を脱いで入る迷路っぽいところ。水中やアリの巣などを通って面白かったです。ミエゾウのところも面白いと思いました。

迷路の中、水中にあった電話はしゃべるから面白いと思いました。

ここには面白いものがいっぱいありますが、特に、かざすと文化について話してくれる携帯端末が気に入りました。

あなたもぜひ家族と一緒に来館し、新しい知識と文化に溢れた特別な一日を体験してみてください。MieMuには、外国人の方にも展示を楽しんでいただけるように、5ヶ国語のパンフレットと携帯端末を用意しています。さっそく次の週末に訪れてみてはどうでしょうか?

利用案内

・開館時間
交流創造エリア 午前9時~午後7時
展示エリア 平日:午前9時~午後5時
土・日・祝:午前9時~午後7時 (最終入場は、閉場30分前まで)
ミュージアムショップ 展示エリアと同じ

・休館日
月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)

・観覧料
基本展示室 一般510円(400円)学生300円(240円)高校生以下無料
※( )内は団体料金

企画展示  展覧会ごとに別途料金を定めます。詳しくは各展覧会のお知らせをご覧ください。
年間パスポート 一般1,640円、学生1,020円
*障がいをお持ちの方のご見学についても、お気軽に館内スタッフへご相談ください。事前にお電話でのご相談も承ります。
*2F交流展示室は企画展により有料の場合があります。

交通案内
・津駅まで
[鉄道]津駅(近鉄名古屋線、JR紀勢本線、伊勢鉄道)西口下車
名古屋からJR・近鉄で約1時間、大阪から近鉄で約1時間30分

・津駅から
[バス]津駅西口から三重交通バス
総合文化センター行き(総合文化センター下車すぐ)/夢が丘団地行き(総合文化センター前下車すぐ)約5分
[徒歩]約25分

・お車で
[自動車/観光バス]伊勢自動車道「津IC」から約10分/伊勢自動車道「芸濃IC」から約15分

ブラジル人の査証免除・要件緩和への取組経過

ブラジル人の査証免除・要件緩和への取組経過

 

1 三重県ミッション団のサンパウロ州訪問

産学官民からなる三重県ミッション団が8月にサンパウロ州を訪問した際、日系人を中心とした方々から、わが国とブラジルの短期査証の免除措置について、強い要望がありました。(訪問期間:平成25年8月16日から21日まで)

2 査証免除・要件緩和への取組

(1)県における取組

これを契機に、帰国後、関係自治体との連携のもと様々な形で国への提言活動を行いました。

  8月28日   知事から岸田外務大臣に提言書を手交

  10月18日  中部圏知事会議で提言を採択

  11月8日   知事がブラジルと関係の深い自治体の首長22名の共同提言書を谷垣法務大臣、古屋国家公安委員会委員長及び岸外務副大臣(飯泉徳島県知事、浜田香川県知事同席)に手交

  11月8日   全国知事会で提言を採択

  11月14日  知事が麻生日伯国会議員連盟会長に自治体首長22名の共同提言書と全国知事会提言書を手交(前葉津市長同席)

 

(2)県議会における意見書

また、県議会においても9月定例月会議で意見書が可決され、山本議長、中嶋国際交流促進議員連盟 日本・ブラジル部会 部会長から三ツ矢外務副大臣に意見書が手交されました。(10月30日)