熱中症について 2012年の夏について 「熱中症の重傷度分類・症状・措置」 Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp 2012/08/08 Wednesday ピックアップ, 健康、医療、福祉 熱中症とは何か 高温の環境で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が壊れるなどして発症する障害の総称です。屋外だけでなく屋内でも、気温や湿度が高いことが原因で起きます。ひどい場合は死亡するケースもありますが、応急処置を知っていれば命を救うことができますし、予防法を知っていれば防ぐこともできます。 熱中症の重傷度分類・症状・措置 分 類 症 状 措 置 Ⅰ度 (軽症) めまい、立ちくらみ、筋肉痛、筋肉のけいれん、汗がふいてもふいても出てくる 日陰で休む水分・塩分補給 Ⅱ度 (中等症) 頭痛、気分が悪い、吐く、体がだるい、ぼーっとする 自分で水分・塩分をとれなければ病院へ Ⅲ度 (重傷) 意識がない、体のけいれん、まっすぐに歩けない・走れない、呼びかけに対し返事がおかしい、体温が高い すぐに救急隊を要請 現場での応急措置 涼しい環境への避難 ・風通しの良い日陰や、できればクーラーが効いている室内などに避難させましょう。 脱衣と冷却 ・衣服を脱がせて、体から熱の放散を助けます。 ・水をかけて、うちわや扇風機などであおぐことにより体を冷まします。 ・「氷のう」などがあれば、それを首、脇の下、太ももの付け根に当てて、皮膚のすぐ下を流れている血液を冷やす事も有効です。 水分・塩分の補給 ・冷たい水を与えます。大量の発汗があった場合は、汗で失われた塩分も適切に補えるスポーツドリンクや食塩水(1Lに1~2gの食塩)も有効です。 ・応答が明確で、意識がはっきりしているなら、水分は口から摂取できます。 ・「呼び掛けや刺激に対する反応がおかしい」、「応えない」、「吐き気を訴える」または「吐く」場合には、口から水分を与えてはいけません。 医療機関へ運ぶ ・自力で水分の摂取ができないときは、緊急で医療機関に運ぶことが最優先の対処法です。 日常生活での注意事項 暑さを避けましょう。 ・日陰を選んで歩く。 ・朝のうちに打ち水をする。 ・ブラインドやすだれを垂らす。 ・日傘をさす。 ・帽子をかぶる。 ・扇風機やエアコンを使う。(28℃を超えないように適切な温度となるようにしましょう。) 服装を工夫しましょう。 ・吸汗(汗を吸う)・速乾(すぐに乾く)素材や軽・涼スーツなども活用しましょう。 ・太陽光の下では、黒色系の素材は避けた方がよいでしょう。 ・襟元(えりもと)はなるべくゆるめて通気しましょう。 こまめに水分補給をしましょう。 ・暑い日には、知らず知らずにじわじわと汗をかいているので、活動の強度にかかわらずこまめに水分と塩分を補給しましょう。 要注意 ・アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまうため、汗で失われた水分をビールなどで補給しようとする考え方は誤りです。一旦吸収した水分も、それ以上の水分がその後に失われてしまいます。 急に暑くなる日に注意しましょう。 ・急に暑くなった日に屋外で過ごした人や久しぶりに暑い環境で活動した人は、熱中症になりやすいので、暑さには徐々になれるように工夫しましょう。 暑さに備えた体作りをしましょう。 ・日頃からウォーキングなどで汗をかく習慣を身につけて、体が次第に暑さに慣れるようにしていけば、夏の暑さにも対抗しやすくなります。 個人の条件を考慮しましょう。 ・風邪などで発熱している人、下痢などで脱水状態の人、肥満の人、小児や高齢の人、睡眠不足の人などは熱中症にかかりやすいので、暑い場所での運動や作業の負荷を軽減する必要があります。 (参考:環境省 熱中症環境保健マニュアル) Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp « 夏季行楽期 及び 旧盆期における交通渋滞予測 平成24年度 就学義務猶予免除者等の中学校卒業程度認定試験について » ↑↑ 次の情報 ↑↑ 夏季行楽期 及び 旧盆期における交通渋滞予測 2012/08/08 Wednesday ピックアップ, 健康、医療、福祉 平成24年8月8日 【夏季行楽期 及び 旧盆期における交通渋滞予測 】<三重県からのお知らせ> Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp 三重県からのお知らせ 【夏季行楽期 及び 旧盆期における交通渋滞予測 】 今週末からお盆休みが始まる方もいらっしゃると思います。 この時期は、行楽や帰省などで車の交通量が増え、三重県内の高速道路でも、かなりの交通渋滞が予想されます。 そこで、今日は、8月10日から8月19日までの三重県内での高速道路の渋滞予測についてお知らせします。 まず、東名阪自動車道では 名古屋方面に向かう上り線の「四日市インター」付近を先頭に、 8月10日から、連日20キロ以上の渋滞が予想されます。 特に、8月15日、16日は、およそ30キロの激しい渋滞が予想されます。 次に、大阪や伊勢方面に向かう東名阪自動車道の下り線でも 「鈴鹿インター」付近、もしくは鈴鹿インターから少し名古屋よりの 「西山バス停」付近を先頭に、10キロ以上の渋滞が予想されます。 特に、8月11日から13日にかけては、およそ20キロの渋滞が予想されます。 そのほかの高速道路では、 伊勢湾岸自動車道の下り線 「四日市ジャンクション」付近を先頭に、 8月11日にはおよそ15キロ、12日は10キロ、13日は5キロの渋滞が予想されます。 三重県警察では、交通渋滞を緩和し、交通事故を防ぐため、渋滞箇所や迂回路などの情報を、交通情報板や交通情報ラジオでお知らせします。 また、カーナビゲーションシステムからのお知らせや、電話でのお問い合わせもできます。 お問い合わせ先は、「日本道路交通情報センター 津センター」 電話 050-3369-6624 (×2) です。 ドライバーの皆さん!混雑するこの時期に高速道路を利用する場合出掛ける前には、交通情報を確認し、ゆとりをもって出かけましょう。 無理な計画を立てたばかりに、疲れて居眠り運転をしたり、スピードを出しすぎたりして、重大な事故を起こすケースもあります。 また、暑い時期です。車を運転するときは、最寄りのサービスエリアなどを利用して途中で十分な休憩をとり、体を軽く動かしてリラックスしましょう。 また、渋滞発生時には、渋滞の車列の中や、渋滞の後尾での追突事故が発生しやすくなります。 十分な車間距離を保ち、前の車の様子をしっかり確認して、急ブレーキを避け、早めにブレーキをかけるなど、追突事故の防止に心がけてください。 また、高速道路上での事故や、故障により停止した場合は、道路上にとどまるのは非常に危険です。 ハザードランプや三角停止表示板、発煙筒などで後続車に危険を知らせたのち、すぐにガードレールの外など、安全な場所に避難してください。 また、非常電話による通報もお願いいたします。 楽しい夏休みにするためにも、思いやりをもった、安全運転をお願いします。 以上、「三重県からのお知らせ」でした。 Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp