未来のために目標を立てよう! 9月21日(土)に四日市市で「ライフプラン」のセミナーが開催されました Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp 2013/10/11 Friday 日常生活と法律 http://mieinfo.com/videos/2013/10/22-09%20life-plan-jp.mp4 多くの日本在住の外国人の悩みの一つは、適切なライフプランを計画することです。適切な計画が立てられない原因はざまざまですが、将来必要になるお金がどれくらいかわからいことも原因の一つです。人生のいろいろな段階でどのくらいのお金が必要か事前に分かっていれば、早めに計画を立て、そのために備えることができます。 結婚 ‐ 新生活 新婚生活が始まると、賃貸料(契約金、保険など)、家具の購入、引っ越し代などが必要となります。新生活を始めるために必要なお金は約97万円で、東海地区の新婚カップルの1ヶ月の生活費は平均20万円です。このような金額は、ライフスタイルによって変わってきます。 表1.賃貸に掛かる費用 出費 金額 詳細 敷金 0~3カ月分の家賃額 物件の修繕代や家賃の支払いが未納になった場合に使用されます。退去時に一部返金されます。 礼金 0~2カ月分の家賃額 大家さんへお礼として使用されます。退去時、返金されません。 仲介手数料 0,5~1カ月分の家賃額 不動産会社へ支払われます。 家賃代 1~2カ月分の家賃額 火災保険 2万~3万円 2年程度で更新されます。 鍵交換費用 1万~3万円 鍵の種類に金額が変わります。 この表のように、不動産会社で物件を借りようとすると、多額の費用が発生します。契約を結ぶ時に様々な手数料や保険などで金額が高くなってきます。賃貸住宅としては、市営や県営住宅もありますが、結婚した直ぐに部屋が空いているかはわかりません。そのため、このような費用の準備をしておく必要があります。 子育てと教育 人生の次の段階は子育てです。子どもが保育園から大学卒業までにかかる費用を計算したら、高額になることが分かります。でも、事前に貯金をしていけば、その時には困ることがありません。 表2.教育費(2010年、文部科学省調査より、千円未満四捨五入) 公立 私立 保育園 (3年間) 70万円 161万円 小学校 (6年間) 182万円 879万円 中学校 (3年間) 138万円 384万円 高校 (3年間) 118万円 277万円 大学 (4年間) 243万円 446万円 合計 751万円’ 2,147万円 子どもの大学卒業までの教育費は高額です。その他に、入学金、PTA加入費、教材費、修学旅行などの費用も発生します。家庭によって、服装、携帯電話、ゲーム機などの費用も発生する場合があります。 子どもの教育費の準備が難しい場合には、教育ローンや奨学金があります。詳しい情報は、通学先の学校又は三重県教育委員会にお尋ねください。 年金 - 老後生活に掛かる費用 年を取っていくにつれ、薬や病院や介護などに費用が発生してきます。そのために、老後生活を送るための貯金をしなければなりません。 高齢者になると、年金が主な収入になってきます。年金は、老後安心して生活ができるための社会制度です。日本では、25年間保険料を納入し、65歳になったら年金が受けられます。年金は本人が死亡するまで受けられます。 保険料を納入している本人が死亡した場合、その人の家族が生活して行けるように、遺族年金が支払われます。 国民年金 - 基礎年金 国民年金は、日本国内に住んでいる20歳から60歳までの人が加入しなければならず、住んでいる市町村の役場で加入手続きができます。会社に勤めている人は、加入手続きの必要はありません。保険料は、毎月15、040円(2013年分)です。40年間納入した場合、年間786、500円支給されます。 この年金制度の一部は国が負担しているため、保険会社の個人年金よりも有利です。 厚生年金 会社の社員であれば、厚生年金に加入します。自分の収入によって保険の金額が変わり、給料から差し引かれます。 この年金制度は一部を会社が負担しているため、国民年金のみより受給金額が多くなります。 年金期間通算制度 ブラジル国籍の場合、ブラジルと日本の協力協定によって、二つの国での年金納入期間が通算されます。この協定に関しての詳細はこのホームページに掲載されている情報ビデオをご覧ください。 人生の各段階で様々な費用が必要となります。どんな出費があるかを事前に知ることで、ライフプランが立てられ、将来に備えることが出来ます。 あなたは家族とのライフプランを立てたことがありますか。このビデオの情報を元に今から自分のライフプランを立てることが出来ます! このセミナーの講師を務めた方から外国人住民へのアドバイスをいただきました。 この情報ビデオの内容は2013年9月21日に四日市市で開催されたセミナーを元にして作成されました。 Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp « 三重県とサンパウロ州の姉妹提携40周年記念行事 外国人住民のための こころの個別相談会 » ↑↑ 次の情報 ↑↑ 三重県とサンパウロ州の姉妹提携40周年記念行事 2013/10/11 Friday 日常生活と法律 8月にサンパウロで行われた主な行事を紹介します Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp 三重県とサンパウロ州の姉妹提携40周年記念行事が、8月に行われました。 その主なものを紹介します。 ブラジル三重県人会記念式典 (山本議長、鈴木知事、アルキミン州知事)8月17日 三重県出身者農園訪問8月18日 国外就労者情報援護センター(CIATE)8月18日 CIATEは、日本に働きに行きたいと考えている日系人や配偶者などに情報を提供する非営利の団体として、1992年に設立されました。相談業務や、研修会の開催なども実施してします。二宮理事長から、取組の説明を受けました。 鈴木知事からは、三重県には国別で最多の1万2千人を超えるブラジルの方々が在住されていることを踏まえ、ポルトガル語などで生活相談に応じていることや、地域の生活情報をポルトガル語などで提供するこのHPの紹介を行い、外国から来られた方にとっても生活しやすい多文化共生社会づくりを進めていることを伝えました。 ブラジル日本商工会議所との懇談8月19日 サンパウロ州政府バンデランテス宮殿における合意書署名8月19日 「三重県とサンパウロ州との姉妹提携40周年記念合意書」の概要は、以下のとおりです。 1973年に締結した姉妹提携書をリニューアルして、三重県とサンパウロ州は、今後、特に、1.教育、2.環境、3.産業と商業、4.観光の分野について、相互に協力することを決定する。 協力により、明確な目的を定め、サービスや技術、テクノロジーの発展を目指す。 相互に交流を行い、将来的により深い関係となることを目指す。 この合意書の有効期間は、2013年8月19日から、2016年12月31日までとする。その間に、各項目についての具体的な内容を決定することができる。 Share!FacebookEmailTwitterWhatsApp