2012三重県・鈴鹿市 総合防災訓練

2012年9月2日(日)に鈴鹿市で「2012三重県・鈴鹿市 総合防災訓練」が開催されました

2012/10/25 Thursday 防災情報

2012 三重県・鈴鹿市 総合防災訓練

これは実際の災害の映像のように見えますが、訓練の一場面です。今回の防災訓練では、実際に災害が起きた場合の自衛隊の活動などを見ることができました。

三重県でも、巨大地震と津波による大きな被害が予測されています。このような訓練を通して、多数の団体が実践的な救助のシミュレーションを行い、より効率的な救助方法について考えることができます。

日本赤十字社のブースでは、負傷者の受け入れと治療ができるスペースを設けていました。訓練で「救出」された人々はこのスペースに搬送され、治療を受けていました。

プールでは、水中からの救出訓練が行われていました。

災害に関する多くのシミュレーションが行われていました。避難所での受付や生活体験を、外国人住民を含め多くの県民が体験できました。多言語に対応した防災に関するビデオも上映されていました。

避難所のシミュレーションでは、消防車のサイレンや救助用のヘリコプターの音が聞こえるなか、災害直後の本格的な訓練が行われていました。

今日は、いろいろな訓練が同時に行われており、全てに参加して体験することはできませんでした。しかし、災害が起きた時には、消防本部や自衛隊や医療チームだけではなく、多くの関係機関が活動し、救助活動を行うことが分かりました。

災害が起きた直後は、電話がつながりにくくなるため、通信事業者が災害時に備えた特別なサービスを紹介していました。

NTTには「災害伝言ダイヤル」というシステムがあります。災害時に加入電話や公衆電話などからメッセージを登録し、知り合いや親戚が再生して聞くことができるサービスです。このシステムを使って、メッセージを登録してみました。

ソフトバンクには「災害用伝言板」というサービスがあります。ソフトバンクの携帯からメッセージを登録すると、インターネットを通じてメッセージを確認できます。このサービスには、英語版もあります。

ドコモでは、携帯電話用の様々なサービスを提供しています。緊急速報「エリアメール」により、災害時に、利用者へ自動的にメッセージが表示されます。登録は不要です。

今日は、訓練とは思えないほど、本格的で臨場感のある活動を体験することができました。三重県内にも、災害時に救助活動を行うことができる県民が多く存在することが改めてわかりました。しかし、ひとりひとりが大震災の危険性を理解し、救助されるだけではなく、救助する側にもなれるよう、防災に取り組んでいく必要があります。

防災担当大臣や三重県知事、鈴鹿市長も来場し、参加した専門家や多くの団体に対してスピーチをしました。

 

 

就職のための日本語学習の大切さについて

2012/10/25 Thursday 防災情報

2012年11月11日(日)松阪市で「就職のための日本語学習の大切さについて」が開催されます

自分の日本語の実力を知っていますか。日本語のレベルをチェックしてみませんか。就職のために履歴書の書き方を学び、面接の心構えをハローワークの方に教えていただきます。外国人のみなさんぜひ、ご参加下さい。

目的 就職のための日本語学習の大切さについて

実施日 2012年11月11日(日)

時 間 13:30~16:00

場 所 Work Center Matsusaka Roudou Kaikan 2nd Floor Kaigitsuken Kenshushitsu