平成25年度三重県立高等学校秋期入学者の募集について

9月に三重県立北星高校で入学者の募集をします

2013/07/04 Thursday ピックアップ, 教育

三重県立高等学校秋期入学者の募集について

日 付:平成25年9月13日(金)

場 所:三重県立北星高等学校 (四日市市大字茂福字横座668-1)

内 容:四日市市北部にある県立北星高等学校では、定時制課程及び通信制課程において、中学校卒業者等を対象に、平成25年度秋期入学者の募集を行います。

*検査内容は、面接及び作文です。当日、試験は9時から始まります。

授業及び試験は、全て日本語で行われますので、日本語能力が必要です。

【入試概要】

募集期間

平成25年9月4日(水)から9月11日(水)まで  週末は除く

(9時から20時までです。最後の日は17時までです。)

*入学願書等を北星高等学校に直接持っていってください。

募集人数

定時制課程 普通科(昼間部)4人

定時制課程 情報ビジネス科(昼間部)4人

定時制課程 普通科(夜間部)2人

通信制課程 普通科 60人

入学願書及び必要書類については、北星高校に問い合わせてください

合否結果は2013年9月18日(水)10時から発表されます。

北星高校HP http://www.mie-c.ed.jp/hhokus/index.htm

秋季入学者選抜実施要項 http://www.mie-c.ed.jp/koukou/boshu/h25/3.pdf

未来のために考える「海外との連携や多文化共生社会」

2013/07/04 Thursday ピックアップ, 教育

2013年5月29日(水)に津市で、三重県の企業対象のセミナーが開催されました

aidensha三重県の企業や行政で働く人たちを対象としたセミナーが開催され、NPO法人愛伝舎の坂本さんが、三重県が作成した「キャリアガイドDVD」を使って講演を行いました。「多様性を豊かさに 人口減少と多文化共生」と題した講演で、三重県在住の外国人の現状や、日本の企業やその他の組織にとってのビジネスチャンスにつながるような情報などが紹介されました。
2012年末の調査によると、三重県在住の外国人の人口は41,811人で、4年連続で減少しています。失業や不景気などが原因で、多くの外国人住民が帰国することを決心しています。一方、日本では高齢化社会や年金制度に関する課題が大きくなり続けています。そこで、「多文化共生」を日本社会の活力につなげていこうという考えが広がりつつあります。

外国人住民を支援するために、さまざまな取り組みの必要性が考えられますが、教育面でのサポートは、とても効果的です。行政機関や外国人住民を支援する組織が、大切な情報を提供するためにさまざまな企画をしています。
三重県が作成したキャリアガイドDVDでは、外国人住民の若者が将来の夢を叶えている例がご覧になれます。多くのセミナーや外国人住民の集まりで、講師の方々がこのDVDを見せながら若者たちにアドバイスをし、将来の新しい扉を開くきっかけとなっています。例えば、あるフィリピンの若者は、学校を卒業したら、通訳者になることが唯一の選択肢だと思っていましたが、このDVDを観て、実際には他にもたくさんの仕事があり、自分にはもっと多くのチャンスがあるということが分かりました。
教育面でのサポートにおいて、「奨学金」は、もう一つの大切なテーマです。経済的に困っていて勉強を続けることが難しい家庭のために、さまざまな教育ローンがあります。また、日本で頑張る外国籍学生を、奨学金という形で応援する企業もあります。

今回のセミナーでは、ビジネスの分野におけるブラジルとのつながりについても、たくさんの事例が紹介されました。飲食店や食料品など、さまざまな分野に開業のチャンスがあることを、講師の方が語りました。ワールドカップに次いで、オリンピックもブラジルで開催する予定があるため、これをきっかけに新たなビジネスの可能性があります。

キャリアガイド出前セミナーは、ふだんは、外国人の学生や保護者、学校の先生を対象に行っていますが、今回は、企業や行政で働く一般の方を対象としていました。今回のセミナーの目的について、坂本さんに話してもらいました。
外国人コミュニティは、日本社会にとって大切な役割を果たせるかもしれません。ただ人口を増やしたり、肉体労働者として働くだけではなく、日本の多文化共生社会を築くための手助けができます。

「多文化共生社会づくり」とは、外国人住民を支援することだけではなく、外国人と共により良い社会づくりに取り組むことです。外国人と共生することで、将来の日本を支える人材育成や経済の活性化にもつながります。今までとは少し違った社会づくりの取り組みと、海外との連携がより大切になってきます。