第11回子育て応援!わくわくフェスタ

第11回子育て応援!わくわくフェスタ開催について


県とみえ次世代育成応援ネットワークでは、参加企業・団体と地域の皆さんが一体となり、子どもの育ちや子育て家庭を応援するというメッセージを込めた「第11回子育て応援!わくわくフェスタ」を開催します。大人気のお仕事体験や工作体験のほか、ステージでのイベント、飲食コーナーもありますので、ご家族そろってぜひお越しください!

開催日時  平成28年11月19日(土)・20日(日) 10時から16時まで(両日)
場所    三重県立みえこどもの城 (松阪市立野町1291 中部台運動公園内)
※駐車場は中部台運動公園駐車場をご利用ください。
参加費   無料 ※販売は有料
出展・出演団体数  61団体

内容
(1)遊び・体験・展示
スーパーマーケットのレジ打ち体験、車のエンジン分解体験、
手作りゲームセンター、水素自動車の展示  など
(2)ステージイベント
子どもたちによる太鼓演奏、ダンスの披露、もちつき体験 など
(3)飲食コーナー
たこ焼き、やきそば、手作りハンバーガー、さんま寿司、焼き菓子 など
備考  11月20日には内閣府・三重県主催の平成28年度「家族の日フォーラム」も同時開催いたします。
参照URL  http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0016300033.htm
お問い合わせ先
三重県立こどもの城
TEL 0598-23-7735 /FAX 0598-23-7792

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[津市]多文化共生啓発イベント 2016

このイベントでは多文化共生社会づくりがテーマであり、多国籍の外国人住民が集合しました。

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10月16日、津市の国際交流デーと同時開催となった多文化共生啓発イベントには多くの多国籍の住民が集まり、楽しい一日を過ごしました。三重県の社会は多国籍で形成されていて、この催し物には各国のブースを通して、非常に豊で多様な文化交流ができました。

この催し物では、楽しいさ以外にも、多種多様な文化の紹介を通して、文化の違いがあっても、外国籍の隣さんとでも友好な生活ができることを三重県に住んでいる方々へ伝えることができました。津市の前葉泰幸市長から多文化共生社会づくりについて語っていただきました。

 [津市 前葉泰幸市長のインタビュー]image15

「多文化共生社会というのは全く区別なく、勿論国籍それか性別或いは障害があるとは無いか、或いは住む場所も全然違う人たちが一つの今津という場所にお住まいになっているわけです。その人たちがいかに市民としての生活が楽しめるかストレスフリーに楽しめるかというのが多文化共生社会と思います。もう一つ、お互いに理解しあう、或いはお互いを大切に思う気持ちというのを持ち続ければ、多文化共生社会といういい社会が出来上がると思うし、津市はそういう社会のナンバーワンになりたいという気持ちで仕事しています。」

image4イベントの始めに日本人とブラジルで結成されたサンバグループの発表がありまして、音楽と踊りを通して参加者を楽しませていただきました。

 [サンバの映像 (15秒)]

このサンバグループの日本人女性メンバー達はブラジルの文化が好んでいるため、日本各地へサンバショーを行っております。

 [サンバグループ 石浜ふさ さんのインタビュー]

「ブラジルの文化が好きですからね、音楽だけではないです。いろんなもの、食べ物、歴史、習慣といったもを通して、全部ですね。」

[サンバグループ 日本人ダンサーのインタビュー]image16

日本人の方で、ブラジルのダンスをしていらっしゃるのでが、お気持ちはいかがですか。

「ものすごく気持ち、楽しいし、幸せな気持ちになります。もっと日本人の人にサンバを好きになって一緒に踊ってほしいと思います。」

一日を通して多国の文化発表がありました。

image2[舞台発表 30秒]

このイベントにはいろいろな国のブースや屋台がありました。イベント開催に協力していいただいた外国人住民の方々は自分の国の文化やグルメを広めるために一生懸命活動していました。

[様子の映像 10秒]

多文化共生社会について外国人住民の方々を尋ねました。皆さんの意見を聞いてみましょう。

[インドネシア人女性(Dwindaさん)のインタビュー]image6

津市に外国人がたくさんいます。外国人と日本人が友達になることは大切ですか。

「もちろん大切ですね。私たちは今日本の経験がほしいですね。そして、津は外国人に皆さんが優しくて、住みやすいところと思います。」

image7[中国人男性(Cho Gantoさん)のインタビュー]

「そうですね。僕は留学生の一員として、最初は18歳の時に日本に来て、自分が一人で寂しいところがだんだんいろんな友達ができて、やっぱり友達が大事で、また更に日本という国でいろんな外国籍の友達を作って、異文化を体験したり、みんな国際企業を問わず、地球人として、友達になれるのがすごくいいと思っています。」

[モルダビア人女性(Stela Kobayashiさん)のインタビュー]image17

「もちろんとても大切です。みんな仲良かったら一番です。日本人んも幸せですし、外国人も幸せです。

三重県警察もこの催し物に協力をされていて、パトカーや白バイを展示し、参加者は乗車することができました。警察の代表の方から外国人住民対象への素敵なメッセージをいただきました。

 image8[三重県警察 中西さんのインタビュー]

「三重県警察です。外国人の方にとって犯罪被害に遭ったり、交通事故に遭ったり、困った事があったっら、言葉の壁があって警察に少し勇気がいると思いますが、日本に住んでいる以上は日本人と全く変わりはありませんので、なんでも気軽に相談してください。

また、日本の法律、ルールは海外と違う点があると思います。海外で許されることがあっても、日本は許されないことがありますので、そういう点についても十分注意してください。

以上です。」image9

催し物の一部として「多文化共生を考えるセミナー」が行われ、このテーマに関する情報を提供した上で、多文化共生社会づくりの大切さについて参加者と共に考える場面が設けられました。

セミナーのコーディネーターを務めていただいた方とパネリストとして出席して頂いた方々から日本での多文化共生社会づくりに関する興味深いメッセージをいただきました。

image10 [(パネリスト)三重県多文化共生課 薩川レオさんのインタビュー]

「先ずは『多文化共生』っていうのはなんですかから始まるのですが。多文化共生っていうのは異なる文化背景の人たちが共に尊敬しあい、尊重しあい、共に暮らすというのです。その『文化的背景』というのは何ですかというと、要するに一人ひとりの文化というのは違うと思うのです。僕もいろんな文化を持っています。日本の文化、ブラジルの文化もしくは、僕も色んな趣味の文化、それが僕文化的背景で、当然皆さん一人ひとりの文化的背景が違うと思います。なので、日本でも多文化共生社会というのはイコール国際理解だけではないです。多文化共生では、違いが悪いとは思われないです。違いはむしろいい場合があるのです。けして、悪いことだけではないです。なので、それをいかに生かすことなのがポイントだと思います。」

[(パネリスト)難民ナウ!代表 宗田勝也さんのインタビュー]image12

「多文化共生社会を作ろうというと多くの人がマイノリティのためにやさしい社会を作るという視点で考えがちとも思うのですけれど、もちろんそれは大事なことなんですれど、でも社会の中でその少数の立場でいらっしゃる方々にとって、暮らしやすい社会というのはその社会のマジョリティの人たちにとっても暮らしやすい社会と思います。そこの視点を案外見落としがちと思うのでそういう視点をもって、多文化社会のより良い豊かなものを作るように取り組めば、もっと豊なものになるのではないかなと思います。」

image13[(パネリスト)津市市役所 古賀シルレイさんのインタビュー]

「同じ町にいろんな国籍の方がいまして、ブラジルとかフィリピンなどのいろんな国籍がいますが、例えばみんなで協力しあって、お互い助け合っていくうちに多分いいまちになるのではないかと思います。」

[(コーディネーター)地球の友と歩む会事務局長 米山敏裕さんのインタimage14ビュ]

「いろんな国の人が日本に入ってきて、一緒に生活をするのはそんなに簡単ではないと思うけれでど、つまり、みんなそれぞれ事情がある、リアリティがあるのですから、それにどういう風に一緒に聞いて、解決策を出していくのか、やっぱり日本人にとってもそうですし、外から来た人たちも『一緒になにか解決しよう』とやっぱり気持ちがないと、やっぱりうまく行かないと思います。日本の中でコミュニティが壊れているのです。みんな関心ないです。あちらの人は関心ない、こちらの人も関心ない、やっぱり良い社会は生まれないと思っています。やっぱり外国の方も含めてどういう風に作っていくかがないと良いコミュニティはできないという風に思います。」

image18今後も、多文化共生社会づくりに向けて、さまざまな催しやセミナー等も開催されます。今回参加できなかった人は、是非、次の機会に参加してください。きっと新しい出会いや発見があるはずです。