保護者にとって、子どもの学費にかかる金額を知った上で、子どものためのライフプランニングをすることがとても大切です。日本の教育にかかる費用はある程度決まっているため、学費にかかる金額を計算し、前もって貯金しておくことが出来ます。
教育費の主な内容
・給食費、PTA会費、修学旅行積立金
・制服代、通学費
・教材費、教科書代
・学習塾、家庭教師費用 など
日本で教育に掛かる費用
(平成22年度 文部科学省調査より・千円未満四捨五入)
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公立 |
私立 |
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| 幼稚園(3年間) |
700,000円 (年間平均233,000円) |
1,610,000円 (年間平均537,000円) |
| 小学校(6年間) |
1,820,000円 (年間平均303,000円) |
8,790,000円 (年間平均1,465,000円) |
| 中学校(3年間) |
1,380,000円 (年間平均460,000円) |
3,840,000円 (年間平均1,280,000円) |
| 高校(3年間) |
1,180,000円 (年間平均393,000円) |
2,770,000円 (年間平均923,000円) |
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合計 |
5,080,000円 |
17,010,000円 |
データを見ると、子どもを公立の幼稚園に行かせる場合は、年間約23万3千円かかります。その後公立学校に通わせるとすると、小学校では年間平均約30万3千円、中学校では約46万円、高校では約39万円がかかります。高校卒業まで合わせると合計が500万円以上になります。
その他に、制服代、図工や美術の道具購入費、楽器購入費、運動やスポーツ道具購入費などがあります。
大学にかかる費用
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授業料 |
入学料 |
施設整備費 |
入学する年の合計 |
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| 私立大学 |
858,265円 |
268,924円 |
188,477円 |
約1,320,000円 |
| 私立短期大学 |
694,225円 |
251,386円 |
185,399円 |
約1,130,000円 |
| 国立大学 |
535,800円 |
282,000円 |
0 |
約820,000円 |
この表の金額は1年間の費用です(2010年文部科学省調査より)。この表の合計金額を見ると、国立の大学に通うとすれば、年間約82万円かかり、その他に交通費や必要な教材費も必要です。
多くの大学では、6カ月ごとに学費を納めなければなりません。つまり、一回で6カ月分の学費を納める必要があります。
そのため、高校や大学にかかる教育費は事前に計画し、準備をしなければなりません。
教育費はどのように準備するか
まず、貯金をすること
・できるだけ早めに
・子どもが幼い頃には貯金しやすいです。高校2年までに教育費として約200万~400万が貯金の目安です。
貯金の例
・毎月1万円なら、年間12万円×17年=204万円
・毎月1万5千円なら、年間18万円×17年=306万円
貯金方法の例としては、児童手当を振り込んでもらう口座と生活費の口座を分けて、貯金していくことです。
子どものためを考えて、無駄遣いを減らして家族の計画を立てることが出来ます。毎月、月給をもらったらすぐに貯金する金額をとっておき、残高を生活費に使用すること。その逆はしません。
もし、高校や大学の入学金が手元になければ、教育ローンまたは奨学金を受ける方法があります。
奨学金を受けられる条件の一つとしては、成績が良くて、高校または大学に入学金を納められない学生が対象です。奨学金は卒業後に返済します。
高等学校の奨学金を受けたい場合は、通学している学校の先生に協力してもらい、審査の申し込みをします。家族の収入を確認されます。
大学生の支援金として、多数の制度があります。独立行政法人 日本学生支援機構が一般的であり、大学生の約30%が利用しています。通学先から申請できます。
そのほかに、市や県や文部科学省の奨学金制度もあります。詳しいことは、通学先または教育委員会に問い合わせてください。
子どものためのライフプランニングを事前にしておくことが理想的です。子どもが幼い時期から貯金をすれば、子どもの将来の夢を叶えることが確実に可能になります。
このビデオの情報は、三重県が主催し、三重県国際交流財団が鈴鹿市で開催した出前講座「子どもの未来を考えてみよう」の内容を元に作成されています。
