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三重県警察：犯罪被害に遭わないための防犯対策について

 

犯罪から身を守り、安全で平穏な毎日を過ごすための３つの注意点があります。

 

（１）「空き巣」などの犯罪からの被害防止対策

県内では、空き巣被害が増加しており、１１月末現在、およそ７７０件の空き巣被害が発生しています。住宅に侵入される被害に遭わないために、

○　外出の際には必ず鍵をかける

○　窓はツーロックとし、センサーライトや防犯グッズを活用して防犯性能を高める

○　出掛ける際には、隣近所に声を掛ける

○　不審な人を見かけたら、すぐに最寄りの警察署、交番、駐在所に通報する

などしてください。

 

（２）「自動車盗難や車上ねらい」の被害に遭わないための防犯対策

駐車場などで、エンジンをかけたまま、ドアロックをせず停めている車を見掛けることがあると思います。ちょっと車を離れる場合でも、

○　キーを抜いてドアロックをする

○　車内に、かばんなどを置いたままにしない

○　盗難防止装置を活用する

○　車を長時間停める場合には、明るい場所や見通しのいい場所に駐車する

などして、被害に遭わないようにしてください。

 

（３）「特殊詐欺、いわゆる電話詐欺」の被害防止対策

県内では、依然として『還付金等詐欺』」や『金融商品等取引名目詐欺』が発生しています。

『還付金詐欺（かんぷきんとうさぎ）』

市役所職員などをかたる者から電話がかかり、

○「医療費の還付金があります。」

○「もらいすぎたお金をお返しします。」

○「手続の期限が切れていますが、本日中なら間に合います。」

○「近くのスーパーかコンビニのＡＴＭへ行ってください。」

などと言い、ＡＴＭを操作させて、現金を送金させる手口です。還付金は、ＡＴＭ機で受け取ることはできません。

 

『金融商品取引名目詐欺（きんゆうしょうひんとうとりひきめいもくさぎ）』

ある日パンフレットが郵送され、その後、犯人から電話がかかり、

○「会社が上場します。社債を買えば高額で買い取ります。」

○「名義を貸してください。私が２倍、３倍で買い取ります。」

○「絶対損はしません。」

などと言い、パンフレットを見るように薦められます。その後、様々な事業所を名乗る複数の犯人から電話が架かり、この商品を買えば必ず儲かると信用させて、現金をだまし取る手口です。

このような電話を受けた場合は、一旦電話を切って冷静になり、必ず家族や警察に相談してください。